船橋市議会 > 1983-06-14 >
昭和58年第2回定例会−06月14日-02号
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  1. 船橋市議会 1983-06-14
    昭和58年第2回定例会−06月14日-02号


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    最終取得日: 2021-04-25
    昭和58年第2回定例会−06月14日-02号昭和58年第2回定例会  昭和五十八年第二回船橋市議会定例会会議録(第二号) 〇議事日程 第二号   昭和五十八年六月十四日(火曜日)    午後一時開議  第一 議案第一号ないし第九号及び報告三(質疑)  第二 会議録署名議員の指名       ───────────────── 〇本日の会議に付した事件  議事日程のとおり       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜        午後一時十三分開議 ○議長(大沢元吉君) 出席議員数が定足数に達しておりますので、これより、本日の会議を開きます。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(大沢元吉君) 議事日程は、配付したとおりであります。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(大沢元吉君) 日程に入ります。  日程第一、議案第一号ないし第九号及び報告三を議題といたします。
     これより質疑に入ります。  通告に基づき、順次質疑を許します。  小池英一君。       〔小池英一君登壇、拍手〕 ◆小池英一君 今期定例会議案質疑の第一問目を質問させていただく光栄に浴しましたことを感謝を申し上げます。私は、民社党を代表いたしまして、順次ご質問を申し上げたいと思います。  早速質問に入るわけでございますが、議案の第二号の船橋市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例に関しまして、お尋ねをいたします。  私は、ここにうたっておりますところの第十八条の消防団員がという、この葬祭補償の内容から見てみますと、実際にこれは葬祭料でありますので、こういうことのないことを願うわけでございますけれども、やはり生命をかけて市民の生命、財産を守るという消防団員の活躍の経過の中には、このようなことも想定をして法律がつくられあるいは条例が制定をされているというそういうことから考えると、何とかこういうことのないようにと願いながらも質問を続けるわけでございます。  まず第一問といたしましては、ここで言うところの葬祭補償の引き上げに伴いまして、勤続五年の団員の場合には実際には幾らになるだろうか。それから、勤続十年の団員の方については幾らになるかをお教えをいただきたいと思います。それからあわせまして、過去数年の間に実際にこの葬祭料を支払ったケースがあるのか、あるとすればどういう内容なのかをお教えをいただきたいと思うのであります。  次に飛びますが、第五号議案関連でございますが、船橋市の市立船橋中学校増築工事請負契約の締結に関連をいたしまして、お尋ねをさせていただきます。  この船橋中学校は、海神中学校とか宮本中学校その他と同じように、最も古い歴史を持った学校の一つであります。それだけに、現在でも学級数が各校と比較して非常に多いということが特徴なのであります。今回、八学級を増設することによりまして、ここの中学校は四十学級を超すのではないかと思うのであります。そこで、当市の教育の方針といたしまして、学校の適正配置と規模の適正化ということは当然お考えになっていることでありましょうし、また、この基準も明確になっていると思うんでありますが、現在の学校規模の標準を一校当たり何学級とお考えになっておられるのか、お教えをいただきたいと思うのであります。  さらに、この船橋中学校が今回ここで八学級を増設をするということは、当然、近い将来の児童生徒数の増加というものの見通しがあったからかと思うんでありますが、この辺の増加見通し等、お教えいただければありがたいと思うんであります。  それから次は六号議案関連でございますが、仮称船橋市立法田第二中学校地盤改良及び造成工事請負契約に関連をいたしまして、お尋ねをいたします。  この土地は、もともと非常に低い土地でありまして、そしてまた非常に湿地帯であるということも事実であります。ここに大きな建造物を建てるということについては、余り建造物を建てる条件からすると恵まれた条件ではないと思うんです。しかし、今日の発達をいたしました建築技術からいたしますと、このような悪い条件の中でも完全な建築が可能だということは十分うかがえるわけでありますが、しかし、この建造物を建てるというこの場所自体に若干問題があるんではないか、こういう懸念があるわけでございます。  これはご存知のように、船橋が人口急増都市ということで、過去数年の間、年間二万から二万五千あるいは三万名を超えるような状況で人口が急増した時期がありましたが、それ以降、人口抑制策をとられまして、最近では人口が一応伸び率がおさまってきたという言い方も見られるようでありますが、しかし、現実には今回もろもろの問題として大きく取り上げてまいりますところの船橋市の治水対策の関係上からいたしまして、この法田第二中学校の周辺というのは、言うならば長津川の上流に面する地域でもあり、そしてまた、かつここに大きな建物をつくることによっての雨水、あるいは生活排水等の危険度も出てまいりますんですが、これらの治水対策について、公共施設だから免れるわけではないわけです。  現状では、前貝塚の一帯におきましては、組合施行におきますところの土地改良及び区画整理事業等も行われておりますが、これ等につきましても治水対策と環境整備とあわせまして、まだまだそこに建造物を建てられないようなそういう状況が見受けられるんですが、この地域、特に公共の建物だということで、ここに学校を建設するということは、先ほどの第五号議案の船橋中学校との関連で、確かにこの法田中学校も現況では三十七学級という大きな学級数を抱えていることから、新たに第二中学を新設をしていくという方向については認められるんでございますけれども、この辺の治水対策等についてやはり地域住民あるいは市民に対して説明のできるようなそういう配慮というものがなされていかなければならないが、これらについて万全なる対策というのはどういうことを指しているのか、この辺についてひとつご説明をいただきたいと思うんであります。  それから、第七号議案の船橋市立高等学校校舎及び体育館の増築工事請負契約にこれまた関連をいたしまして、本年度からこの市立船橋高校におきましては体育の専門科目を新設をいたしまして、これはいま予定をいたしますところの十月一日、スポーツ健康都市宣言を発する前提といたしまして、船橋が今後これらの市民全体の健康というものを考えて、その中における一つの行事として体育専門課程というものを設けられましたけれども、このことが若干どろなわ式的な形態も見受けられるんでありますけれども、これらの関連の中で、新しいこういう体育専門の科目を実施する上で、当面必要と思われるところの施設についてはどんなものが必要なんだ、それらに対する対応というものはどうなっているかということについて、お聞かせをいただきたいと思うんであります。  それから、議案第九号の関連でありますが、船橋市中央卸売市場青果仲卸店舗新築工事請負契約の締結についてというこの議案に関連をいたしまして、ここに新たに仲卸店舗の店をつくるということでありますが、この場所というのは市民の生活の根源でありますところの生鮮食料品を扱う場所であります。そういうところから一応考えられることは、工事によりましてほこりだとかあるいはごみとか、そういうことに対しての配慮というものが特になされていかなければいけないんではないか。要するに、衛生上の配慮を一番大きくなされていかなければならないと思うんでありますけれども、この工事を請け負う業者に対して、工事の方法についてはどのように指導をし、どのように実行さしていくのか、その点についてお伺いをいたしたいと思います。  以上で第一問を終わります。       〔消防局長柳原義明君登壇〕 ◎消防局長柳原義明君) 小池議員さんのご質問にお答え申し上げます。  まず、第一点の、勤続五年または勤続十年等に対しまする団員の問題でございますが、十年未満につきましては補償基礎額が五千七百円でございますので、それに三十倍を掛けまして、今回引き上げられますところの二十万五千円を足しますと、三十七万六千円と相なるわけでございます。また十年以上の団員につきましては、これは補償基礎額が違いまして六千三百九十円でございますので、この三十倍を掛けまして、それに二十万五千円をプラスしてまいりますと、三十九万六千七百円に相なろうかと思います。  次の二点目のご質問でございますが、過去数年間の中で支払った事実があるかということでございますが、過去数年間の中で葬祭補償費を支払った経緯は、ございません。  以上でございます。       〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。  まず、船橋中学校でございますけれども、現在教室といたしましては、鉄筋教室三十一、プレハブ教室八、合わせて三十九の教室を持っております。  それから、学級数でございますけれども、現在三十六学級、プラスすることの特殊学級二学級、教室数として三十九を全部普通教室として使っております。  中学校等適正規模をどう考えるかということでございますが、この人口急増の船橋市におきましては、一応三十学級、これを小中学校とも一つの規模として考えております。  それから、船橋中学校の将来でございますけれども、特別な社会的な変化がない限り三十八クラスで推移するんではないか、そういうふうな見通しを持っております。適正規模から申しますと、相当大規模な学校になりましたので、数年前からこの学校の分離ということも検討したわけでございますけれども、この学区内に船橋中学校を分離するような適当な土地もございませんし、またあったとしましても相当な地価になります。将来を見通しますと、現在小学校が児童数が減っていきますように、いずれ中学校も減少傾向が出てくる。このようなことから、一応船橋中学校におきましては増築でしのいでいこう、こういう方針を出して、今回増築の議案をお願いしたわけでございます。  それから、法田二中絡みでございますけれども、法田中は現在四十学級ございまして、鉄筋の教室三十六、プレハブ教室四を使っております。ここ、非常にマンモス規模でございますので、私ども分離計画を立てまして、昨年の十二月用地取得の承認を議会においていただいたわけでございますけれども、地盤とか、場所の問題、治水の問題──いろいろございまして、あの時点におきましても種々申し上げましたが、特に治水等につきましては、学校内においても相当の水を飲み込む、集中豪雨があったような場合には学校も一緒になって下流の治水対策に協力する──このような立場を申し述べたわけでございます。詳しくは土木部の方で説明があるかもしれませんけれども、学校もこれに対処するということでございます。  それから、地盤につきましては、技術的に相当いま進んでおりますし、船橋市の地盤というのは、大体谷津田の中であってもあるいは台地であっても同じくらいなんだという話を聞いておりますので、建屋としては問題はない、そういうように考えております。  それから、市立高等学校体育科設置に伴います施設でございますけれども、まず今回の議案といたしまして普通教室六、特別教室四、そのほか付属の設備と体育館の建設を本年度中に行いたいと思います。五十九年の四月から、これを請負を開始する。ただこの間、校庭等が狭くなりますので他に三カ所ほど土地を無償で借り受けまして、サッカー場、それからテニスコートソフトボール場、こういうものを校外に土地を整備いたしましてここで体育事業を行う、そういうことを考えております。  以上でございます。       〔市場部長村上昭三君登壇〕 ◎市場部長(村上昭三君) 市場関係の問題についてお答え申し上げます。  工事に伴う食品の衛生問題としましては、工事中にほこりの発生する作業が考えられるところでございます。これにつきましては、シート、水かけなどの養生を行い、また市場の場合には正午ごろには大体営業が終わりますので、午前中の時間帯を避けるなどの措置をしてまいりたい、そういうふうに考えております。いずれにしましても、営業をやりながらの工事を進めなければなりませんので、これらの実施につきましては工事の始まる前に、工事の現場責任者と十分協議してまいりたい、そういうふうに考えております。       〔小池英一君登壇、「もう残しておいてくれよ」「全部やっちゃえば終りだよ」「一人でみなやっちゃった」「あと残しておいてよ」と呼ぶ者あり〕 ◆小池英一君 続けて二問目をご質問申し上げます。  最初に、議案第二号の関連におきますところの消防団員公務災害補償条例の一部改正でございますけれども、ただいまお聞きしまして、十年未満の葬祭料が──葬祭補償料というんでしょうか、葬祭補償費が三十七万六千円。それから十年以上が、これも大して金額としては大きく変わってはいないようであります。確かに葬式というのは、かけようによっては幾らでも費用がかかります。といって、これやはり所得的な限度というものがあるわけであります。それからみましても、こういう補償額という金額ではすべてを賄う費用とはならない。あくまでも補償だという感じがあります。  そこでご質問申し上げたいんですが──再度質問をいたしますんですが、この十八条の条例の解釈からすればこれは殉職ではないんだろうか、私はそのように感ずるわけなんです。消防団員等が公務によるところの活動中に死亡したということは、言うならば殉職という解釈であってもいいんじゃないだろうか。ただこの場合に、訓練その他もすべてそうなのかという、その辺の判定というものについてもいろいろとご議論があろうかと思うんですが、しかし、全体的な視野から考えてみたならば、私どもがこの消防団員の方々にお願いをしているところの範囲というもの、あるいは活動の内容からしてみるならば、当然この過程の中で不慮の死亡に際遇したということならば、当然殉職として考えるべきではないんだろうか。  そういうことからするならば、当然これは国家公務員でも地方公務員の場合でも、公務的な要素からするならば、消防団であるならば、消防団葬とかあるいは分団葬というものもあってしかるべきではないだろうか。そういうことから、現在こういう消防団葬とかあるいは分団葬というものがあるのかどうか。あるとするならば、それらの予算措置はどうなっているのか。  本来的には、こういう形の葬祭補償というものを、政令が変更され条例を改正をしていって、金額をその都度引き上げていくということも、それは現段階においては確かに必要な措置であろうと思うけれども、本来的な任務の内容からして、あるいは整理をして考えてみるならば、そのことよりむしろ、消防団員の方々がこういう事態が発生をしている、最終的にはお祭りをしなければならぬとするならば、それが個々の葬儀ということと、あるいは実際にその公務を遂行しての災害であるならば、当然これら消防団葬かあるいは分団葬か、いずれかの方法でお祭りをすることの方が、より人間的であり、より現実的であるというように考えるわけなんです。その辺につきまして、分団葬なりあるいは消防団葬というものがあるかどうか。あるいは、いままでかつてこういうことが行われてきた経過があるかどうか、これらについてご質問を申し上げたいと思うのであります。  それから、先ほどの第五号議案の質問に対するご答弁で、いま現在市が考えておりますところの学級の基準というのか、標準というものが一校当たり大体三十学級だということでございます。しかし、将来的な見通しの中では、三十学級が超えたからすぐそこで新設をしていくというそういう形でなくて、経緯を見ながら増設をしたり、あるいはまた新設をするという方法をとっておられるようでございますけれども、三十学級という一つの標準がおありであるようであります。  それらをもとにして考えて見た場合に、いま現在社会的に大きく問題になっているところの生徒と教師の不信感、あるいはまた反社会性等との問題、生徒の集団不良化という問題、それらの要因というものは、確かに学校だけの責任ではないかもしれないけれども、いまお聞きいたしましたように、一校当たりの学級基準というものが大体三十学級を基準としながら、情勢を勘案しつつ管理をされていられるようでありますけれども、学校の管理運営の面では確かにそういう方向でいくことも必要であるけれども、生徒という実在の生きた人間を教育をしていくという過程の中で、それらの物理的なことのみにとらわれていくようであるとすると、大きく問題があろうかと思います。  やはりこれらの学級数の基準もさることながら、すでに三十五学級なりあるいは四十学級を超えるとか、あるいはそれに近いような学級等に対してはもっと適切な方針というものもお考えになってもいいんじゃないだろうか、この辺の考え方の中に、何か生徒を一つの物として扱われがちな考え方がうかがわれそうな気がするんです。この辺が非常に心配でならないわけであります。そういう意味から、これらの学級数に対して実際にどのような学校指導をされていらっしゃるのか、教育委員会としての再度のお考えを承っておきたいと思うんであります。  それから、議案第六号の仮称法田第二中学校の問題に関連いたしまして、まだ技術的には何の説明もありませんけれども、やはり市民にとってそこに学校ができるということが、確かに一面にとっては喜ばしいことであるけれども、そのことが起因をするところの災害の要因になるんではないかという心配に対して、やはりそういう市民の不安をぬぐい去ることも、行政としても最大の仕事であろうと思うわけであります。私どもちょうだいいたしましたこの資料の中で、確かに現状に対するところの造成に必要な技術というものはここではうたわれておりますけれども、しかし、ここに学校ができ、学校ができることによって、日常生徒が生活をしていく過程における今後の治水対策というものに対して、やはりもう少しここで市民に説明をいただきたいと思うんであります。ご質問をいたしたいと思います。  それから、第七号議案につきましては、船橋の市立高等学校校舎関係の問題につきまして、サッカー場あるいはテニスコートソフトボール場等を無料で一時借用していかれるというお考えであります。将来的にはこれらの問題についてはどのようにお考えになっているのか。  それから、いまこれら専門科目を設けられましたが、専門科目を設けたことによって、このサッカー場とかテニスコートあるいはソフトボール場、いまここでお考えになっているようですが、それらは将来新たにどこかに別に求めていかれるのか、あるいはいまの運動場の中で十分この工事が完了すればできるという見通しなのか、その辺をもう一度お聞かせをいただきたいと思います。  それから、議案第九号の中央卸売市場の関係でございますが、これはもう私ども要望だけにとどめますけれども、いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたように、全船橋市民の生活の根源をなすところであります。特に衛生上には十分注意していかなければなりません。そういう観点から心配の余りに質問を申し上げるんでありますけれども、いずれにいたしましても、工事期間もできる限り短期間に完了させ、そしてなおかつ衛生上については十二分に工事関係者と協議をされながら、衛生に対する注意を図っていただくことを、特に要望いたしたいと思います。  以上で第二問を終わります。       〔消防局長柳原義明君登壇〕 ◎消防局長柳原義明君) 第二問にお答えさしていただきたいと思います。  確かにご質問者がおっしゃいますとおり、いついかなる事態が発生いたしまして殉職せられる職団員もあろうかと考えてはおります。いまご指摘のとおり、私は職に殉じたいわゆる殉職された場合には、当然これは公葬として取り扱っていかなければならぬというふうにとらえておるわけでございます。その場合におきましても、やはりご遺族の方の意向をも十分尊重させていただきまして、ご遺族側の意思に沿った形の中で対応さしていただきたい、このように考えておるわけでございます。  たとえば、公葬となった場合におきましてのことでございますけれども、公葬とは別にいわゆる密葬というような形の場合で行うべきケースがございます。そういった場合におきましては、やはり私どもといたしましては、本条例の規定に基づく葬祭補償費を支払うことに相なろうか、というふうに考えております。  いずれにいたしましても、消防団葬または分団葬というものにありましては、おかげさまで現在までそういったものはございません。過去──昭和二十四年の二月二十八日だと思いますけれども、職員が殉職した事例がございます。いずれにいたしましても、予算処置につきましては、このようなことはあってはいけませんけれども、仮にそういったような事案が発生したならば、財政当局と十分協議をいたしまして処置をしてまいりたい、このように考えております。  以上であります。       〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。  学校の適正規模でございますけれども、これは私ども決して物理的な面からだけでとらえてはおりません。ただ、分離を計画いたしましても土地がないということはやはり物理的に不可能だ、こういうことが言えるんじゃないかと思います。  船橋中学校にいたしましても、その努力を──分離して適正規模にもっていこうという努力は、したわけでございますけれども、適当な用地がなかったので増築で対処していこうということにしたわけでございます。  それから、先ほど規模の基準は三十学級と申しましたが、これは決して適正な規模がこれだというのではございませんで、人口急増中の学校施設に対応していくことには、三十学級ぐらいで対処しないと間に合わない、財政的にもちょっと不可能であるというようなことから、一応のめどを三十学級としたわけでございます。  船橋中学校でございますけれども、学校用地も一万四千坪というふうに高等学校並みの校地を持っております。それでやむを得ず増築でしのこうとしているわけでございますけれども、生徒指導の面等におきまして、確かに規模の大きい学校はそれなりの苦労があるようでございますけれども、学校一体になりましてきめ細かい指導で対応していこうと考えております。  それから、高等学校のグランドでございますけれども、いま校庭面積は大体四千五百坪くらいになっております。あそこに施設をつくりますと、若干その面積がまた食われることになります。それで、今回用地を他に借りて使うということは工事中だけという考えではございませんので、工事が終わりましても残った校庭だけじゃ非常に狭いということで、他に求めたわけでございますが、これもどっちかといいますと一時的なものでございまして、やはり長期的には一カ所に運動場を学校敷地外に求めたい、そういう準備に入りたいと考えております。  以上でございます。       〔建設局長篠塚弘治君登壇〕 ◎建設局長(篠塚弘治君) 法田二中の敷地造成にかかわる治水対策の問題でございますが、この学校の位置決定に当たりまして、教育委員会と私ども市長のもとで十分意見を交換いたしまして、いわゆる治水対策上の問題を十分敷地造成の中に配慮するということで決定した経緯がございます。その後、委員会担当部と私どもの方で、いろいろ治水対策上、現状の中でどう対応したらいいか──ご質問者のおっしゃるように、長津川の最上流端でございまして、長津川の改修事業はようやっと都市小河川事業としてその緒についたばかりでございますので、この周辺はいまだ着手しておりません。そういった関係から、敷地の中の雨水はもとより、周辺を含めて学校の校庭あるいは校舎敷地内、こういった中で調整池的役割りを持たせるというようなこと。それから、この上流部に住宅がございますが、こういったところへも十分配慮する。そして、学校の新設によりまして、下流部への負荷を極力抑える、こういうような内容で現在詰めを行っております。近く成案を持って周辺の住宅の皆さんにも説明に上がる、こういうことに相なっております。       〔小池英一君登壇〕 ◆小池英一君 第三問を申し上げます。  これはまだ市民の方々に余り多く知られていないということで、私もときどき唖然とするんですが、いま船橋市の衛生課で取り扱っている葬祭貸し出しというんですかね、市のそれぞれの葬祭具あるいは施設を利用して葬儀だけを済まそうとすれば、四万一千円の範囲で葬儀が終わるわけなんです、できるんです。それは、お返し物どうしようとか、あるいはその他もろもろのことを考えると、また、お布施等考えると別になりますけれども、単純な考え方でいけば、市のそういう施設を使って四万一千円で葬式ができる。これは本当にもう近隣都市から比較しましても、非常に恵まれてる施策をお取りになっている当船橋のそれらが、余り市民の皆さん方には徹底をされてないということで、よく言われる。もっと広報で知らせたらどうかということを言われるんですが、なかなかどうも勇気を持ってそれらの施設のあることを、大いに市民の皆さんに活用してもらうということが出て来ない。たまに「広報ふなばし」の片すみに、小さく何行か載っている程度でございます。  それは別といたしましても、この二号関連の消防団員の葬祭費につきましても、これだけの金額でとうとい人命を公務のために殉職をされた方に対する葬祭料としては、非常に気の毒であるだろうし、そういう観点から考えるならば、今後、分団葬とかあるいは団葬という方向でいくことの方が、よりご遺族の方に対しても、また殉職をされた方の目から考えてみても、むしろ喜ばれるんじゃないだろうか、このように考えるわけであります。できるならば、今回のこのことを契機といたしまして、政令の改正に伴う条例の変更ということだけでなくて、もっと踏み込んだご施策等もお考えをいただきたいということをここでご要望申し上げて、この項については終わりたいと思います。  それから、同じく議案第五号関連でございますが、これはただいまご説明をいただきました範囲の中で十分理解をいたしていきたいと思うのでありますけれども、学級数が多くなることによって──一校の学級数が多くなることによって、そのことによってのみ教育というものがおろそかになるとは申し上げませんけれども、しかし余りにもマンモス化をすることによって、またそこにいろいろと問題が大きく派生をし、そのことがいま世間を騒がせている青少年の不良化という方向にもつながるというように受けとめられているこの現状というものに対して、どうかひとつ学級数が多くなることだけではなくて、むしろその多くなることによってもっともっと深い児童、生徒に対する生徒と教師とのつながりというものを求められるような、そういう教育の方向をぜひ今後もとっていただくこと、これまたひとつご要望申し上げたいと思います。  改めまして、法田第二中学の造成工事に伴う治水対策については、今後地域住民とも説明をしていきたいという、そういうことがただいま報告がありましたので、それらを受けとめまして、以上で三問を終りたいと思います。  どうもありがとうございました。       ───────────────── ○議長(大沢元吉君) 市川義平君。       〔市川義平君登壇、拍手〕 ◆市川義平君 私から、提出議案並びにそれに関連して若干の質疑をさせていただきます。  まず最初に、今回の請負契約に基づく各事業に対する──これは本年度の当初予算で措置されてると思いますけれども、国庫補助金あるいは地方債等の特定財源の収入見込みの確実性はどうか。また、建設費に対するいわゆる超過負担、これは最近大分なくなってきたというように言われておりますが、超過負担があれば、お示し願います。  次に、船橋高等学校の体育館増築工事は、こういったことは、本来は一般会計の校舎と同様に、歳入歳出予算で執行すべきものと解しますが、なぜ債務負担行為によらなければならないのか、その理由をお伺いいたします。  また、同じように船橋の法典第二小学校、これもなぜ船橋市開発協会が請負契約を締結し、同じく債務負担行為で工事を執行し、後日市が買収するであろうというふうになろうかと思いますが、一面複雑な手続、二重行政ともとれますが、これについて財政当局の見解をお伺いいたします。  今回の契約によりますと、多額な債務負担行為を行うことになるわけですが、今後、財政運営の健全性確保の見地から、支障がないのかどうか。一般債と合わせた公債費の比率はどのくらいに現在なっておられるか。  次に、「公共事業でまたも談合 防止策を打ち出せぬ行政側」などと、議案第七号にかかる船橋高等学校、また報告三にかかる開発協会が締結した法典第二小学校新築工事を内容とした記事が、過日新聞報道されておりましたが、多くの市民はこういった報道を見ますと、市の建築行政に対する批判、疑念を抱いております。この事実はどうであったのか。工事を入札するに際しての指定業者の選定方法あるいは入札の経過等を、お伺いいたします。  次に、なぜ指名競争入札にするのかという点でございます。このような問題があるにもかかわらず、ご承知のように入札の原則、これは地方自治法の第二百三十四条で、一般競争入札。そして指名競争入札というのは、政令で定める場合に該当するときに限りこれによることができるとして、政令では第百六十七条で一般競争入札に適しないものとか、あるいは一般競争入札にすると不利と認められるときなどに限定されております。このことからも、入札の原則は一般競争入札であり、ごく限られた例外として指名競争入札が行われることが地方自治法の精神というか、原点であろうかと考えます。法で定める一般競争入札の原則とするという方針を立てられないものかどうか、立てられないとしたら、その理由をお伺いいたします。  次に、入札結果等の交渉についてでございます。昭和五十七年の三月三十日に、中央建設審議会の建議に基づいて、建設省の事務次官名をもって各都道府県知事に、さらに知事から各市町村長あてに、公共工事にかかる入札結果等の公表について、通知がなされていると思うのでございます。これは、公共工事の入札をめぐるさまざまな問題が取り上げられていること、及び開かれた行政が強く望まれていることからであります。公表の範囲及び内容、公表の方法等、本市においてはどのようになされているか、お伺いいたします。  次に、業者のランクづけされておりますが、ABCDですか、こういったクラスについて、特に地元業者の育成あるいは公平という観点から指名あるいは設計業者等を含む──あるいは随契ですね、こういった選定についてはどのような配慮をなされておるか。  もう一つ、船橋高等学校の建設後の体育館の使用についてでございます。休日とか夜間等、生徒の利用に支障のないときは一般市民にも開放して、市民のスポーツの振興のためにも効率的な利用が望まれますが、どうでしょうか。  それから、行田東小学校は特別教室でございますが、他の学校、こういった特別教室の増築の計画があるのかどうか。全般的な整備状況について、特別教室に限ってで結構でございますが、お伺いいたします。  以上で第一問を終わらしていただきます。       〔財政部長成田知示君登壇〕 ◎財政部長(成田知示君) ご質問にお答えを申し上げます。  まず、この請負契約議案につく国庫補助、地方債の収入の見通しということでございますが、このご提案してあります事業についての国庫補助金あるいは県費の補助金の予定額が、二億八千五百万ほどございます、なお起債については七億ちょっとでございますけれども、これらにつきましては、国及び県に対しまして十分連絡を密にし、予定した収入を確保するために努力をいたしたいと思います。  それから、市立船橋高等学校の体育館の増築工事につきましては、一般会計予算で執行すべきであるけれども、なぜ債務負担行為で行うのかというご質問でございますが、まあ教室分につきましては起債充当事業でございますが、体育館につきましては起債が充当されないというようなこともございまして、債務負担行為で行いたい、こういうことでございます。  それから、法典第二小学校の建築について、債務負担でなぜ開発協会が行うのかということでございますけれども、まあ開発協会は現在市からの委託事業を主たる業務といたしまして、当面市が資金的に事業として行えない事業、これを市にかわって行うことを主たる業務としておるわけでございます。そういうことから、今回の法典第二小学校につきましては、本年度開発協会が建設いたしまして、一年据え置き自後二カ年で、市が国庫補助金、さらに起債を受けて買収をいたすということでございまして、開発協会が建設し市が将来にわたって買収することによって、幾らかでも多くの国庫補助を受ける、さらに起債も受けるという措置から、開発協会が建設をいたすものでございます。この理由といたしましては、義務教育施設の国庫補助は児童数が基礎になりますので、来年の四月に開校をいたしましたときの児童数よりも、二年後の六十一年、六十二年の方が児童数が増加する、こういうことから補助単価も上がるという計算のもとに、こういう措置をいたしたわけでございます。  それから、今回の財政運営の健全性から、公債費の比率はどのくらいになるかということでございますけれども、大体年度末には一二%から一三%の間になるというように承知をいたしております。  それから、公共事業の談合防止策、特に報告三の法典第二小学校の新築工事の内容の記事が報道されたということでございますが、これにつきましては、私ども入札指名のときに十分業者に対しましては談合等、あるいは疑惑を持たれるような行動は厳に慎むように──こういうことを申し渡しまして、さらに入札の際には、そういう事実がないというような誓約書を出させております。そういうことで入札をいたしておりまして、私どもといたしましては、特にこの入札問題については改善委員会等の結果に基づきまして、指名業者をふやしたり、あるいはまたそういうような談合がしにくいようなことで、他市よりもかなり厳しくそういうことをしておるわけでございます。そういうようなことから、この法典第二小学校の入札につきましても、私どもとしては、仮契約の際にさらに業者を呼びまして事情聴取もいたしておるわけでございます。そういうようなことから、そういう事実はなかったというふうに信じておるわけでございます。  それから、一般競争入札が自治法上当然のことであるのに、なぜ指名競争入札にするのか、こういうことでございますけれども、やはり工事については業者の信用度というものがまず第一でございます。最近におきましてはいろいろ経営状態も非常に悪い業者もございます。そういうようなことから、事業が適正に完成されるのが、税金を使っての事業でございますので、そういうことから、実績のある指名業者の選定については実績のある業者を指名いたしまして、指名競争入札でやっておるのが現状でございまして、県あるいは各市等もこの制度に基づいてやっておるのが通例でございます。  それから、入札結果の公表でございますけれども、これにつきましては、私どもといたしましては、議会提案案件以外のものにつきましては、閲覧を直ちに入札後いたしてございますが、議会に提案する案件につきましては、議会の審議をお願いいたすわけでございますので、議会の議決を得た後に閲覧させる、こういうようなことでやっておるわけでございます。  それから、設計業者の決定についてはどういうような配慮をしているかというご質問でございますけれども、これにつきましても、工事請負と同様、市内の設計業者の中から大方の事業については指名をいたしておるということでございます。       〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。
     行田東小学校の特別教室絡みでございますけれども、行田東小学校は、現在特別教室を四教室しか持っておりません。で、いま船橋の学校におきましては、中学校、小学校ごとに、クラス数によりまして図書室一つとか、図画室一つ、視聴覚一つというふうに、基準を決めております。この学校の場合、基準が七つなくてはいけないんでございますけれども、現在四つしかありませんので、三教室今後増築して基準を満たすということでございます。  それから、他の学校につきましては、ほとんどこの基準を満たしておりますけれども、なお学校によりまして、たとえば図書室等の場合、低学年用、高学年用に分けたいというようなことがございます。新設はいたしませんけれども、教室に余裕が出てきた場合には、これらの教室に転用していきたいと考えております。  それから、高等学校の体育館の一般開放でございますけれども、いま小中学校で体育館の開放をやっておりますけれども、あのような形は取りたくないと考えております。ただ、学校の使用状況によりまして、余裕がある場合には高等学校側と協議いたしまして、特別な使用許可で対処していきたい、そういうふうに考えております。       〔市川義平君登壇〕 ◆市川義平君 入札の結果の公表ということですが、特に最近は情報の公開制ということも論議されております。何よりも、先ほど申し上げましたように、市民がいろいろの事実でなくっても不信感を持っておる。こういうことは、やっぱり広報等正しかったら正しいように積極的に──議会が終わってからでもいいと思いますけれども、なるべく早期に市民に情報を提供していく必要があると思います。この点、広報等で特に問題があったときなどにおいては、なおさらそういった措置が必要ではないか、こういうふうに思うわけですが、いかがでしょうか。  指名競争入札と一般競争入札の問題でございますが、私はあえて申し上げましたのは、この指名競争入札においてこのようないろいろの問題点を抱えておる、こういったことで、行き詰まったら原点に戻れという言葉もございます。行政当局の姿勢としては、あくまで地方自治法に即して執行していかなければならない。このような、今後もいろいろの面が両方とも長所、欠点はあるだろうけれども、そういった自治法の精神というものを、私は根底に置いていかなければならない、このように思うわけですが、この点について再度ご答弁をお願いいたします。  それから、体育館の使用でございますが、これは先ほど債務負担行為でやったということで、起債が充当されないと言いましたかな……。それから補助金もないわけですね。なおさら税金を使って学校の体育館としてつくるわけです。本来であれば、補助金ないし起債が充当されていくでありましょうが、現有施設があるためにそういうことが不可能じゃないかと思います。そういったことから、積極的に市民に開放していくように要望しておきます。  それから、債務負担行為の問題でございます。私は、仕事をやってはいけないとか、そういうことで申し上げているわけではございません。やはり財政というものは筋を通していかなければならないものと、このように理解しておりますので、特に債務負担行為の運用についてということで、昭和四十七年九月三十日、自治省の財政局長の通達が県知事あてに、また各市町村長あてに出されていたと思います。この内容というのは、「地方公共団体が公共施設等の建設にあたり、もっぱらその財源調達の手段として債務負担行為を設定し、当該施設の建設完了後その建設に要した経費を長期にわたり支出した事例があるが、この種の債務負担行為は、制度の趣旨に照らして適当なものと認めがたいので、このような運用は厳に慎むとともに、公共施設等の建設に要する経費は、当該建設年度の歳入歳出予算に適正に計上して処理すること。」これ十年前の通達ですが、これは生きておるのか、こういったことも無視して差しつかえないものかどうか、この点もお伺いしておきます。  市長さんも就任当初、適債事業以外は余り借金はしたくない、このようなことをおっしゃっておられましたが、こういった──私は先ほど債務負担行為というものは、起債が充当されないのは適債事業でない──許可方針だとか、そういうふうに該当しない──基準坪数が不足であるとか、そういったものが借金ができないから債務負担行為で施行せざるを得ない──どこの市も同じだと思いますが、そういう財政状況に余儀なくされてきた今日の原点というのは、やはりあると思うんですね。  地方自治法の第二百五十条、地方債の許可という問題がございます。そしてこれは、当分の間、ということになっておりますが、地方自治法が制定して今日まだ「当分の間」が続いて、こういった許可の問題については、やはりもう早晩なくしていくことが、行政改革にも適合していくであろうし、また市もそのために相当の時間と費用を要していると思うんです、許可手続にですね。これはここでどうこう言ってもしょうがないんですが、将来いろいろのことにおいて、そういったことも私たち地方の市の自治体としては必要性があるんではないか、許可をなくしていく──。この点については、自治省のご出身であります助役さんなり市長さんからご答弁いただければ幸いでございます。  以上で第二問を終わります。       〔財政部長成田知示君登壇〕 ◎財政部長(成田知示君) 再質問にお答えを申し上げます。  まず、入札結果の公表について積極的に提供する必要があるというようなご趣旨のご質問だと思いますが、私どもといたしましても、議会にかからないものについては即入札終了後、まあ公表という手だてとして閲覧をさせる──自由に閲覧をさせるということでございます。特に議会案件につきましては、議会のご審議をあおいだ後に本契約ということになりますので、議会のご承認を得た後に閲覧の手続をいたしておるわけでございまして、これを積極的に広報で発表するというふうにしたらどうかというご質問でございますけれども、これらにつきましては、いましばらく検討をさせていただきたいと思います。  それから、指名競争入札においていろいろ問題点が起きる、したがって、原点に戻って一般競争入札に付するように考えたらどうかというご質問でございますけれども、非常に一般競争入札に付しますと、かなりの業者が応札に参加をするのではないかと思われます。たたき合いも起こるでありましょうし、安かろう悪かろうの施設ができては大変困るわけでございます。また一般競争入札につきましては、事務的にも非常に膨大な事務量が執行者側にかかってまいりますので、指名競争入札の中でいかにこういう疑惑が持たれないようにするかということが、当面私どもが検討をしていかなければならない問題ではないか、というふうに考えておるわけでございます。  それから、債務負担行為の運用ということで、自治省の財政局長から通達が来ておるけれども、これについてはどうなのかということでございますが、私どもといたしましては、これについては十分──指導でございますので、それに合うような形で運用をしていかなければならないというふうに考えてはおります。したがいまして、市の債務負担行為につきましては、公共用地──道路等の公共用地の先行取得、さらに義務教育施設なり高等学校施設の市にかわっての立てかえ施行、あるいは将来建設したものを市で買収していただく、こういう事業に限って債務負担行為で行っておるわけでございまして、これを無制限にいろんな事業にも拡大する、こういう考えは持っておりません。       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 再質問のうち、私に関連する点についてお答えいたします。  ただいま財政部長が答弁いたしましたけれども、原則的に、債務負担行為を安易に起こすこと自体非常に好ましくないわけでございますが、船橋の場合、特に人口が急増しまして、まあ苦肉の策としてこのような措置がとられてきたわけでございます。原点に返れという趣旨は非常に理解できるわけでございますが、昨年暮れの大蔵折衝におきましても、人口急増の特例措置をなくそうということで、かなり厳しい大蔵の査定があったわけでございますが、他の人口急増都市と組みまして、ある程度の防御はいたしたわけでございます。  なかなか財政事情も厳しい中で、多くの仕事をしていかなければならない船橋の実情を考えますと、直ちに債務負担行為を原則に戻すということはむずかしゅうございますけれども、ご指摘の点は十分わかりますので、関係者とこの問題の改善について今後相談いたしたいと思います。 ◆市川義平君 もういいです。       ───────────────── ◎議会運営協議会委員長(田久保尚俊君) 暫時休憩願います。 ○議長(大沢元吉君) この際、暫時休憩いたします。        午後二時二十九分休憩       ─────────────────        午後二時五十分開議 ○副議長(松永勝進君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第一の質疑を継続いたします。  伊藤浅由君。       〔伊藤浅由君登壇、拍手〕 ◆伊藤浅由君 五十八年第二回船橋市議会定例会議案の質疑を行いますけれども、先番議員よりも内容が落ちるかもわかりませんけれども、その点についてはあしからずご了承のほどを申し上げます。議案順に基づいて、関連したものも含めて数点質問したいと思います。  最初に、議案第一号船橋市庁舎建設基金条例を廃止する条例の関連から、一点ほどご質問申し上げます。  財政的なものからこの条例を廃止するものと思われますけれども、皆様がご案内のように、この庁舎の建物の南側、北側にそれぞれあります駐車場、この関係が現在南側の部分については工事中、そして北側の部分については住民の──市民の利用に供されておるわけでございますけれども、この二つの問題についてご質問申し上げたいと思います。  第一番目に、この南側に公用車の駐車場、そして一部議員の利用する目的のためにつくられております駐車場がいつ完成するのか。たしかぼくの記憶では、いまの時点ではもう利用していていいはずのものと、私は思っているんですけれども、大分期間おくれておりますけれども、この辺の理由について一点ほど。  次は、北側のいま申し上げました市民の利用に供しておるこの駐車場、ご案内のとおりに月曜日の朝、そして土曜日の朝、船橋市内が一番車の状態が悪くなる、混雑する状況なんですけれども、この国道一四号線から市庁舎の入り口までのわずか百メーターの入り口までの通路に──道路ですね、非常に車の渋滞が激しく、右折、左折が容易でない。国道一四号線の車の渋滞にも悪影響を及ぼしております。この関係から、この渋滞の緩和策を考えているのかどうか。また、考えるべきだというふうに私考えておりますけれども、これについてぜひお考えをお聞かせ願いたいと思います。  私なりに所感を申し上げますと、一つは、大変恐縮でございますけれども、いま駐車場の受付──駐車場の整理の受付をしております、生きがい事業団の方かどうかちょっとこれも確認しておりませんけれども、お年を召した方がお二人が、車のナンバーを見ながら克明に配付物に記入している。その辺の事務作業能率の遅延もあるとも思います。と同時に、駐車場の入り口と出口が全くもってくっついている関係上、向こうの──いわゆる消防局の前の方からバスとか違う車が出入りしますと、その辺の交通渋滞が部分で起こりまして、流れをかえております。当然、この辺に含めまして、私は、出口は別な視点から考えればもう少し車の流れが容易でないかというふうに考えます。この辺について、市当局がこの問題について検討したことがあるのかどうか。もしいま言った意見を取り入れて今後改善する意思があるとすれば、どのような形で改善をしてくれるのかどうか、これらについて第一問、ご質問申し上げます。  次は、議案第二号。  これも先番議員からご質問があったわけでございますけれども、ちょっと違った問題を二、三、私、ご質問してみたいと思います。この第二号船橋市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例、これは法律の改正に伴って、法律を改正しますとそのたびに地方議会わわれわれの方にも提起されるわけでございますけれども、この中に出てきます条例の中で、消防団員等──等があるわけでございますけれども、消防団員以外の方たち、この条例の適用を受ける団体といいますか人たちはどういう人たちなのか、これを一つ。  その中で、自衛消防隊という各地域運動、自治会活動が活発な町会ではあるそうでございますけれども、この消防協力者という表現の自衛組織の人たちとこの消防団員等というのに関係があるのかどうか、これを二点目。  そして三点目には、この自衛消防隊の方たちが初期消火というたてまえ、実情の中から、消火作業中の場にいわゆる本物──プロの消防局の職員が現地へ駆けつけるわけでございますけれども、その一たん緩急あった場合の現場の中の消防協力者と消防局の職員の横の連絡、非常にこの辺については今後の条例の適用については、私は大きな比重を占め得るものと思っておりますので、これについてもぜひご回答をお願いしたいと思います。  ちょっと関連しまして、われわれがよく言う初期消火とはどの辺のことまで言っているのかどうか、これについてもご参考までにぜひ明快なご回答をお願いしたいと思います。  もう一点は、今回の改正の趣旨が、いわゆる金額のアップということで二万円ほどアップをされるための条例でございますけれども、この二万円アップになった法的根拠、これがあったらぜひ教えてもらいたいと思います。  次は、議案第五号船橋中学校増築工事請負契約の件についてを質問したいと思います。  先ほど先番議員の質問に対して、管理部長が第二中学校の問題についてはということで発言があったんですけれども、この船橋中学校の学区内中学校を拠点とする中学生の──生徒ですね、今後の増員といいますかふえる度合い、これを何年がピークという計算をしていらっしゃるのか、それのピークを最大限の目標として今回の増築がなされるのかどうか、これが第一点目。  それから、この学校が工事が完成することによって、当然収容能力ふえるわけですから生徒がふえるわけでございますけれども、この学校ができることによって、市内の各学校に──これは小学校はいないと思いますけれども、中学校には現在教頭さんを二人置いてる学校が何校かあるそうでございますけれども、この教頭二人制を置く基準、これは法律なのか県なのか、市が独自で設けているのかどうか。幼稚な質問で恐縮なんですけれども、ぜひ参考までにお教え願いたいと思います。  それから、これも先番議員から出ましたけれども、船橋市内にまだまだプレハブの校舎があるようでございまして、今後これらプレハブの解消策、これは三月議会でも先番議員が申し上げた経過もございますけれども、今後の展望などぜひあったらば教えてもらいたいということでございます。  それから、宮本中学校が、これも先ほども話があったわけでございますけれども、現在プレハブが八教室ほどあるということを聞きましたけれども、船中がその一端が解消すれば、次は宮中という、これも名門校でございますけれども、当然いくだろうと思うのですけれども、現在の宮本中学校の場所について、この際、思い切って場所を移転できないかという、実は案をご提起申し上げたいわけでございますけれども、県立船橋高校の運動場のすぐ隣に、かつての建設省の用地がございます。あそこに膨大な面積があるわけでございまして、現在、遊休地というと問題があるかもわかりませんけれども、非常に公共用地でありながら、それが住民のために供してないという事実から見まして、あの辺のところを学校用地に利用し、現在の宮本中学校を市民のために公園的なもので供することができないかどうか。非常に思い切った意見で恐縮ですけれども、そういった考えを持つことができないかどうか、これについてぜひ前向きなお考えをお聞かせ願えれば幸いでございます。  と同時に、この際船橋市内の小中学校の学区問題を根本的に見直す時期に来ているやに私は判断するわけでございますけれども、教育委員会当局はそれについても論議をしたことがあるかどうか、また論議をする意思があるかどうか、これについてもお尋ねしたいと思います。  それから、これも先番議員からあった中で、議案第七号の市立船橋高校の増築工事でございますけれども、体育館の使用についてぜひ住民の用に供するべきであるという意見が出されたわけでございますけれども、ぜひそういう立場から申せば、今回設計ができておりますこの市立高校の建物について、屋外からトイレット──便所を使用するような設計に入るべきであるというふうに考えるわけでございますけれども、これができないのかどうか、どうしてできないのか、その辺についてもぜひお教え願いたいと思います。  次は、議案第八号飯山満公民館の新築工事請負の件でございますけれども、学区ごとに公民館をつくる市の前向きな行政姿勢に対しては高く評価するものでございますけれども、非常にご案内のとおりに用地が高く、なかなか思うがままに用地の買収、工事の進行については問題があろうかと思いますけれども、当然高い用地を買うわけでございますから、その敷地の中に多目的──多くの団体等が使える、公民館の一方的なものでなく、大きな団体にも使えるようなものを、多目的に利用できるものをもっと考えられないのかどうか、これについてもご質問申し上げます。  そして、関連した中で、今回の飯山満公民館の工事に関しまして、船橋市は、ご案内のとおり、都市型水害を防ぐための施策等も、同時に市民の皆さんにアピールしているわけでございますけれども、こういう公共建物ができることによって、さらに都市型水害を誘発するような一つの要因もございます。そういうために、この都市型水害を防ぐための対応策がこの建物のために考えられたのかどうか、これもご質問申し上げたいと思います。  次に、議案第九号中央卸売市場青果卸店舗新築工事、この場合には新築工事という形で議会に提起されているわけでございますけれども、私が調査した段階では、私は改築というふうに実は判断をしたいわけでございまして、二、三の業者から実態調査をしまして、聞いたところによりますと、あそこは現在ある青果卸店の店舗の方たちがあの建物を自主的なものでつくり、そしてそれを市の方に提供したというふうに聞いているわけでございますけれども、その建物の別に建てるわけですから、新築になるということはわかりますけれども、いずれにしましても、その古い建物を壊し、新しい建物を建てる、当然市の貴重な財源がそこに投入されるわけでございますから、そこに現在まで利用していた方たちの店舗の賃貸料、これも当然アップされるだろうというふうに考えるわけでございますけれども、その辺については、新築後の使用料の料金についてはどのような考えでいらっしゃるのかどうか。またそれに関連して、現在使用しているこの何十店かのこの青果卸店の業者とその辺について話し合いをしたのかどうか、十分な意見の交換をしたのかどうか、これについてご質問申し上げます。  次に、この市場の一部新築工事ということでございますけれども、これもご案内のとおりに、本体の例の独特のつり天井を持っておりますこの本体工事、これについても耐用年限に来ているという話も聞いているわけでございますけれども、この屋根のふきかえ等も含め、市場の方で第三次整備計画を立案していらっしゃるというふうに聞いておりますけれども、この本体工事の本体の屋根のふきかえ工事、これらを含めて三次計画について具体的なものがあったらばぜひ知らせてもらいたい。そしてそれらについては、企業会計の中で処理ができるのかどうか、できなかった場合どうするのか、この辺の考えもあったらばぜひ聞かしてもらいたいと思います。  もう一つは、大事なことでございますけれども、この市場の場所については、ご案内のとおりに、市庁舎をこの場所に建てるときに、議会筋の大方の人たち、そして市民の方たちも、市場の付近に庁舎を持っていくべきだという案が数多く出されました。しかし、結果的にはこの場所に落ち着いたわけでございますけれども、かと言っていまの市場の場所が、市場のあそこにあるのが船橋市民のために、将来の船橋を考えた場合にいいのかどうか、これを論議していただくと、決して皆さんがあそこがいいんだよということは、言葉の中で返ってこないと思うのです。そういう意味で、市長に、船橋市の将来を考えた場合に市場があの場所でいいのかどうか、ずばり明快なご回答をお願いしたいと思います。  以上で一問を終わります。       〔財政部長成田知示君登壇〕 ◎財政部長(成田知示君) 議案第一号に関連いたしまして、駐車場の件につきましてお答えを申し上げます。  まず、南側の公用車・議員用の駐車場の完成時期でございますけれども、六月の二十三日には工事が完成する予定でございます。  なお、当初はもっと早くできるのではなかったかというようなご質問でございますけれども、昨年の十二月に庁舎建設費の継続費の変更をいたしまして、まず北側の一般利用者の駐車場を早目に整備する、それから南側の公用車駐車場を整備するということで、昨年十二月に、五十八年度で南側の駐車場の工事をするということに変更をいたしております。  それから、北側駐車場につきまして、非常に土曜とかあるいは月曜の朝、大変混雑する、これの解消策ということでございますが、まあ北側駐車場の東側にも約八十台程度の駐車場が──路面は砂利でございますけれども、一応予備として確保をいたしておるわけでございます。したがいまして、北側の駐車場が満杯になりましたならば、その東側の駐車場に誘導をするということ、さらにはまた、要は整理をもっと円滑に進める必要があろうというふうに考えております。  なお、これの解消策として、入口と出口がくっつき過ぎておるので、これを別なところに考える意思はないかということでございますけれども、これにつきましては、あそこにタクシーの駐車場もあるわけでございます。さらに公衆電話も何基かあそこに設置をしておりまして、駐車場の西側道路につきましては、あの場所以外には出口を設置するということは不可能でございます。したがいまして、今後の渋滞状況を見まして、どうしてもあそこの入口と出口が一緒のために混雑を起こすということがわかれば、それの対策については今後考えてまいりたいと思います。       〔消防局長柳原義明君登壇〕 ◎消防局長柳原義明君) 私から、第二号議案関係についてご答弁申し上げたいと思います。  まず第一点の、条例の中で適用を受けるものはどういうものを指すのか、というご質問であろうかと思いますが、確かにご質問者おっしゃいますように、船橋市消防団員等となかなかおわかりにくい面があろうかと思います。まず第一といたしまして、消防団員と消防隊が火災現場に到着するまでの間、消火作業に従事した者、また消防吏員、消防団員から協力の要請を受け協力した方が第一に挙げられます。それから二といたしまして、救急隊員の協力の要請を受けて救急業務に協力した者。三といたしまして、水防に関しまして関係機関の長から要請を受けて協力した方。四といたしまして、災害が発生し、また発生しようとしている場合、市町村長から当該応急措置の要請を受け協力した方、以上の方が本条例のいわゆる補償の対象、いわゆる「等」──これは総称いたしまして消防団員等と言っておるわけであります。  次に、自衛消防組織とまた初期消火作業中の協力関係について、一括してご答弁申し上げたいと思います。いま申し上げましたように、消防協力者というものは消防団員を除いた方々を一応消防協力者、こう呼んでおるわけでございます。したがいまして、いま現在八十ほど自衛消防組織の方々が各町会、自治会等にあるわけでございますが、私ども署団との競合を避けながら一応協力体制をしかせていただいて、一朝有事の場合には備えつけてある機械、器具を利用して消火活動に従事していただく、ということからいたしまして、やはりそういった場合、火災現場の中での行動でございますので、私どもは公務災害が発生したような場合におきましては、消防協力者としてこれは取り扱いをいたすわけでございます。そういった中で、三点目の初期消火作業中のことに関連いたしますが、火災現場の上席指揮者が河川及び現況の状況等を十分に考慮いたしまして、やはり活動の中止または協力の継続等につきまして指令をいたしておるわけでございます。なお、指令の伝達等につきましては、各隊の指揮者及び現場の広報等を通じまして、周知徹底を図っておるのが現状でございます。  それから四点目の、初期消火とはどういうことか──要するに初期消火の範囲についてだと思います。この見解といたしましては、消防隊が到着する以前に住民の方々が消火器や水ばけつ等を使用いたしまして消火することでございまして、天井に火が燃え移るまでの間という一応の見解に立っております。  それから、最後のご質問でございますが、今回二万円アップした法的根拠についてということでございますが、損害補償を受ける権利は全国民等しく与えなきゃならないという観点から今回の葬祭補償の増額も、他の法令にあわせた中での増額の改正をしたものでございます。この増額につきましては、毎年行う実際に要した経費の調査結果から、自治省それから文部省、労働省、大蔵省、その他関係省庁が協議をいたしまして決定をするものでございます。一定の率等の規定はないのでございますが、過去の引き上げの経緯等から見てみますと、五十二年、五十四年、五十六年というふうな中でアップがございますが、二万五千円アップした年もございます。そういった中で、そのときの社会通念上妥当と思われる額を各年ごとに改正をしていっておるもの、と私は理解しておるわけでございますので、よろしくご理解のほどをいただければありがたい、こう思っております。  以上でございます。       〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。  船橋中学校の関連でございますけれども、船橋中学校のピーク時は、昭和六十二年三十八学級といまのところ踏んでおります。それ以降は、六十六年ごろまで横ばい状態が続くんではなかろうかと考えております。したがいまして、今回の増築につきましてもそのピーク時をにらんで増築させていただいているわけでございますけれども、私どもあわせまして、今度は生徒数が減少した場合、少くとも今度つくります教室は間仕切り等を簡単に改修して、他の目的にも転用しやすいような構造で考えているわけでございます。  それから、市内のプレハブ教室でございますけれども、いま現在小学校では四教室使っております。それから、中学校で三十一教室使っております。小学校のプレハブにつきましては、今回お願いいたしております法典第二小学校、それから今後予定しております峰台小学校の分離によりまして、小学校は解消できます。それから中学校でございますけれども、これも法田二中をつくることにつきまして、関連する学校のプレハブは若干解消していくと思いますが、全部の中学校のプレハブを解消するには、なお時間がかかろうかと考えております、(「ふざけるな」と呼ぶ者あり)  それから、宮本中学校のプレハブが、八つとおっしゃったようでございますけれども、現在は三つ使っております。この学校の建設用地への移転問題の提起でございますけれども、教育委員会といたしましては、あの学校は中学校といたしましては校地面積も相当大きい方で、七千坪の基準に対しまして九千八百坪ほどございます。したがいまして、私どもとしては、移転ということにつきましては、ちょっといままで考えたこともございませんでした。移転ということになりますと、やはり地域の方方は宮本中学校という名前、それからその場所、こういった歴史的問題にも相当な愛着を持っておりますので、移転にはいろいろな問題が付随してくると考えます。これを私がお答えするべき問題だったのかどうかわかりませんけれども、また、検討するとすればやはり別な角度から検討がなされるかもしれない、こういうふうに考えております。  それから、市船高等学校の体育館でございますけれども、これは現在行っております小中学校の体育館開放、校庭開放、あんな形の開放はちょっと無理であろうと思っておりますが、一時的な必要に応ずる使用は、別途の使用許可という方法で対応していこうと思っているのですが、関連いたしました屋外便所は、あの学校は改築いたしました場合、すでにもう設置してございますので、今回の工事には含めておりません。       〔学校教育部長足木茂和君登壇〕 ◎学校教育部長(足木茂和君) 最初に、教頭の二人制の問題でございますけれども、これは特に県全体の基準というものはありません。船橋市としては過密地帯ということで、ほぼ小学校は三十五学級以上、中学校は三十学級以上に対して、学校長と協議し、県の承認を得て二人制をとっている状況でございます。  二番目に、学区の再編成についての問題でございますが、現在も必要なところから再編を行っております、行いつつあります。まあ、地域の変化あるいは学齢人口の推移、学校の規模等々の変化を見ながら、これからも学区の見直し、再編について考えていきたいというふうに考えております。       〔社会教育部長川城隆君登壇〕 ◎社会教育部長(川城隆君) 議案第八号飯山満公民館の請負契約に関連いたしまして、ご質問の趣旨は複合施設についてのご質問かと思いますので、そういうことでご答弁申し上げたいと思います。  質問者がおっしゃっておりますとおり、本市のような都市化の状況の中では、用地確保そのものが大変厳しいわけでございまして、公共施設設置の複合化ということは、経費的な面またいろいろなものの面からいたしましても、必要であろう、こういう認識を持っておるわけでございます。ただ、複合施設の建設ということになりますと、いろいろ問題点があるわけでございまして、まず言えることは計画段階と実施段階とのずれの問題があろうかと思います。具体的には、建設年度が果たして一致するかどうかという問題、また国庫補助金、これらの財源確保の問題、また管理運営の面におきまして、それぞれの施設にはそれなりの目的があるわけでございますので、それらから起こるさまざまな問題等が予想はされるわけでございますが、今後は関係部課と調整協議をしながら、実施計画作成の中で十分検討してまいりたい、このように考えております。(伊藤浅由君「都市型水害の答弁は」と呼ぶ)       〔市場部長村上昭三君登壇〕 ◎市場部長(村上昭三君) 私の方から市場関係についてお答え申し上げます。  最初に、使用料の値上げとこれまでの関係者との協議の関係からご答弁申し上げます。  今回の新しい店舗建設につきましては、昭和五十七年五月二十六日に、市場部長を会長にし、組合役員を加え、青果仲卸店舗建設委員会を結成し、この問題を数回にわたって協議しております。その中で、使用料につきましては、使用料の算定の基礎となる建設費等が明確でないことから、後日に話し合いを行うということで進めてきているようでございます。そんなことから、引き上げそのものについては、組合の方のご了解を得ているというふうに判断をしております。  なお、市場を開始してから十五年ほど経ますと、施設の修繕、改良等がふえ、年々経費もかかってまいっております。施設使用料につきましては、現行五百円を五十年度より引き上げていないことからも考えまして、このたびの店舗完成後は、使用料引き上げはやむを得ない、そういうふうに考えている次第でございます。  なお、引き上げの幅につきましては、近隣の他市場を参考にし、そしてまた組合員の理解と協力を得ながら円満に実施してまいりたい、かように考えておる次第でございます。  それから二番目には、卸売場に対する見解についてでございます。現在の卸売場として使用しております本体工事の耐用年限は、四十五年でございます。確かに雨漏りがあります。これらにつきましては、年次計画の中で補修を進めていきたい、そういうふうに考えております。そんなことから、現在本体工事に対する抜本的な考えはないという状況でございます。  以上でございます。       〔土木部長真田勉君登壇〕 ◎土木部長(真田勉君) 飯山満公民館が建設されることによって、飯山満川──周辺に対する水害の誘発原因にならないかということでございますけれども、これは確かに飯山満川については大変厳しい状況でございます。  公共施設につきましては、これは半強制的に総合治水の立場から地下貯留なり校庭貯留、そういう形のもので対処させるということでやっております。  今回の飯山満公民館につきましても、敷地の中でできるだけのものをとらせるという考え方でやっております。大変敷地が千二百平米ということで余り大きなものではございませんけれども、その中には緑地もとらせます。緑地の中には常時水がある程度たまるという形になりますので、その分につきましても約五百平米ほど全体的に入ってくるだろうということでございます。それと、基本的に貯留させるということで、約五十トンは完全に貯留させるという考え方でやっております。そのほか、地下貯留に近いものとして地下浸透枡だとか、地下トレンチというような形のものも、同時にあわせて中へ施工させるということでございます。地下枡につきましても約十一基、それからトレンチにつきましても八十メートルほど公民館敷地の中でとらせるという形で、ですから基準量ぎりぎりいっぱいは確保させるという形で対応を考えていくということでございます。  以上でございます。       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 中央卸売市場の位置の問題について、私からお答えいたします。  中央卸売市場の移転問題を含めまして、この位置の問題について、船橋の将来を考えた基本計画を策定する際に、重要問題の一つとして関係者でかなり議論いたしたわけでございますけれども、まだ結論は出ておりません。あそこに移った当時の事情と現在はかなり違っておりまして、船橋の将来の交通網、土地利用計画、市場の動向を考えますと、現在の位置が最適の場所ではなくなってきております。しかし、この問題は、業界に与える影響も非常に大きい問題でございますし、移転問題を論ずること自体いろいろな憶測を呼ぶ問題でもございます。したがって、議会のご意向、また関係業界を含めた経済界の意向を十分聞きまして、慎重に扱ってまいりたいと思いますが、仮に移転する場合の移転先の問題一つをとりましても大きな問題で、いろいろな利害がかかわるわけでございます。もう少し時間をかけまして、慎重に扱ってまいりたいと思っております。       〔伊藤浅由君登壇〕 ◆伊藤浅由君 二問をさせていただきます。  最初に、先ほど申し上げました宮本中学校の移転という、大それたことを言ったわけでございますけれども、その本質は何かと申しますと、先ほど申し上げました建設省の用地を、市が何らかの形で取得する方法が、そういう大義名分があればいいんじゃないかという、一つのぼくの考えがあったわけでございますけれども、そういう点で、いま申し上げました遊休地的な要因のあるあの用地をですね、市がいい意味でもっと目をつけて、早急にその入手するような方法を考えた方が──将来の問題を考えた方がいいんじゃないかということをここでまたぼくは申し上げたかったわけでございまして、それについてぜひこれも市長のお考えがあったら聞かせていただきたい、というのが第一点でございます。
     それから第二点目に、いまの位置の関係でございますけれども、先ほどぼくの質問に市場長、ちょっと答弁漏れがあったんですけれども、企業会計の中でこの三カ年計画、整備計画を処理できるのかということを聞いたんですけれども、それについて、またぜひご答弁してもらいたいということが一つと、それから値上げについて話し合いができていると、額についてはまだ未定だという意味のことを、たしか発言なさったと思いますけれども、ご存じのようにこの世界的経済不況の中で、当船橋市の市場関係においても、相当扱い高がダウンしているのではないかと私は思うんですけれども、そういう形の中で、この値上げが果たして是か非か。また、もし値上げが無理だとすれば、どうしてこの現在の設備を先ほど申し上げました補修する方法、修理する方法で、どうして無理に新築しなきゃならなかったのかどうか。その辺でぼくは本質を聞きたかったわけですけれども、それについてはご答弁がなかったわけですけれども、それについてぜひまたお考えがあったら聞かせてほしいと思います。  それから、前後しますけれども、議案八号の関係の──社会教育部長、複合施設の設置についてですね、いままでもあったわけですよね。何か今回初めて提起してもらったんだというふうなことを言っておりますけれども、それは調整できればできたんじゃないかと思うんですけれどもね、果たして、飯山満公民館建設予定地がそういう複合施設を必要としているのかどうかということになるとまた別ですけれども、当然ぼくは考えていいんじゃないかという意味のことを言ったわけですけれども、これからももしそういったことがあるとすればですね、これは部長の答弁の最後の結びになりますけれども、ぜひ関係セクションと話し合いをしてもらって、より有効な土地の利用を図ってもらいたいということをぜひお願いを申し上げます。これは、要望です。  それから、また前後いたしますけれども、財政部長ですね、駐車場の問題ですけれども、何かぼくの言ったことが余り簡単に耳に入れてくれなかったですけれども、ぼくは国道一四号線を阻害する要因として、いまの市役所の正面から入る入り口と出口がくっついているからというようなことを言いましたけれども、抜ける方法もあるんじゃないかということを実はもっと詳しく言いたかったんです。何も電話のわきに出せとか、あの通りに並行に出せということは言ってなかったんです。そういうことができないかどうかということを言いたかったんですね。というのは、一方通行的に裏へ持っていく方法はないかということを言いたいわけです。その方が車の流れが非常にスムーズになるんじゃないかということを言いたかったんですね。何かスペース的なものを含めて、ぼくの素人判断ですけれども、何かできそうな気がするんですね、出口が。そういった意味でもう一度申し上げますけれども、ぜひ考え方──現状十分把握の上、その考えをお聞かせ願いたいということでございます。  以上です。       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 再質問の第一点の、建設省関係の跡地の問題についてお答えいたしますが、この土地の利用につきまして大蔵関係、建設関係で内々でいろいろな利用計画がございます。お話のありました問題も含めまして、関係者の間で問題点の一つとして相談してみたいと思います。       〔市場部長村上昭三君登壇〕 ◎市場部長(村上昭三君) 二問にお答え申し上げます。  先ほどは答弁漏れありまして、まことに恐縮でございます。  現在の施設を修理して使えないのかという問題でございますが、現在の施設は、先ほど伊藤議員さんがご指摘のように、非常に何といいますか、簡単なプレハブを急いで建てたという経緯がございます。そんなことから、現在の施設を見ますと、たとえば二階の部分の床なんかはもうゆがんだり、壁なんかははがれており、そういうような非常に粗末な状況になっております。老朽化が大変な状況になっております。そんなことで、どうしても新しい施設をつくらなければならないという状況でございます。  それから、企業会計の中で云々ということでございますが、現在五十六年度から六十五年度を見通した第三次整備計画がございます。その施設の関連は、私ども企業会計で対処していきたい、そういうふうに考えております。  以上でございます。       〔財政部長成田知示君登壇〕 ◎財政部長(成田知示君) 駐車場の出口の問題でございますけれども、東側に出口を設けた場合のことでございますが、国道一四号線に、あの道路を左に曲がって出た場合に右折が大変困難であるということと、駐車場の南側の道路が一方通行でございますので、今後混雑が激しくなるような場合にはこれを十分検討して、なるべく支障のないようにしていきたいというふうに考えております。 ◆伊藤浅由君 了解。       ───────────────── ○副議長(松永勝進君) 滝口宗治君。       〔滝口宗治君登壇、拍手〕 ◆滝口宗治君 私は、第一、第二市政会を代表いたしまして、議案についての質疑をいたします。  何しろ四番目でございますので、先番議員がるる細かく質問をしておりますので、(「大きいところをやれ」と呼ぶ者あり)重複するところ、また質問が前後するところが非常にあろうかと思いますけれども、理事者の皆さんよろしくお願いいたします。  まず、議案四号、五号については、先番議員の質問の中から大体理解いたしましたので、これに関連いたしまして、人口は社会増、そしてまた自然増は以前ほどではなくなり、児童数は昭和四十八年が一〇〇%とすれば昭和五十五年が一四三・五、昭和五十六年が一四三・七とピークを示し、昭和五十七年には一四二%と減る傾向にある中、まだまだ学校の中、建築が待たれておる峰台小学校などがございます。そして、そういう中で今後の新増築計画はどのようになっていくか、地域別にお教えください。  かつての人口急増地域においては、教室が余る傾向にあると推察いたしますが、現在あいている教室はどのぐらいあるでありましょうか。また、あき教室はどのように利用されておりますでしょうか。市は、校舎をつくる以後の管理はすべて校長任せというわけでございます。そして、空き教室もややもすると物置き的な使われ方になりかねないと思われるのでございます。そして、今後ふえてまいります空き教室に対し、将来の活用計画を持っておりませんと、生徒の非行の場として使われるということも考えられます。空き教室の活用を学校教育から社会教育の場として結びつきを深めるため、空き教室を利用して公民館活動の一端として活用を図られたらいかがでありましょうか、お尋ねいたします。  また、法田第二中学校の地盤改良造成工事でございますけれども、オーガー式サンドドレーン工法により地盤改良工事がなされるようでございますが、この工法ですと、大雨が降ったりいたしますと砂が流れ出るケースが多うございます。また、近隣の地域に影響を与える例もあろうかと思いますので、慎重に検討されたかお伺いいたします。また、パックドレーン工法、バイブロコンポーザー工法等いろいろございますけれども、他の工法も検討いたしたのかお伺い申し上げます。  そしてまた、船橋の土壌を一番熟知している船橋の設計施工業者に何ゆえ発注しなかったのか。ただただ経験豊かな大手企業への委託は安心で安易かもしれませんが、こんなときこそ地元企業とのJVを組まれたらいかがかと思われますので、お伺いいたします。  第七号市立高等学校校舎並びに体育館の増築について、質問をいたします。  体育館の整備は、増築はどのような構想で配慮をされたか、そしてまた、増築に普通科、商業科の生徒に支障はなかったか、お伺いいたします。  体育科設置に伴い、生徒、父兄、先生の体育科に対する評価はいかがでありましょう。将来的に生徒数を一クラスから二クラス程度に増員して多くの希望者を入学させ、スポーツ健康都市宣言にふさわしい学校にする気持ちが市長はございますでしょうか、あればその展望をお聞かせください。  議案第八号仮称船橋市飯山満公民館について。  市内の各地に相当数の公民館がございます。そしてまた、市民の要望により各住圏一つずつつくられることは非常に評価するものでございます。しかしながら、つくれば管理上の職員が、どんなに少なくとも三名以上はいるかと思うのでございます。公民館事業は、各公民館とも事業内容は大方似ているのが現状かと思われます。そこで、一つの施設の管理を第三者に委託して、事業そのものは教育委員会の社会教育課の巡回サービスで展開ができないか、お伺いいたします。  そしてまた、五十八歳以上の定年職員の再雇用、また現在専門員制度になっておりますが、これからどんどんふえるであろう市並びに民間の定年退職者──豊かな経験をお持ちの方を再活用願うということから、管理面について市から委託する──第三セクターをつくって、公民館を初め市の施設の管理面を管理する団体を設置する考えはございませんでしょうか。  入札業者の選定について。  今回の議案四、五、八、九号の四つの入札指名業者は、すべて十五業者で限定されております。そしてまた、七号の大手企業とのJVを含めれば、五本すべてがこの十五業者に集中されております。まあ、きっとこれはAクラスの方だろうと思われるのでございますけれども、Aクラスの業者はこの十五社しかないのか、そして、なければのAをAに入れることはできないものか、お伺いいたします。  それと、議案四、五、八、九の中で、発注業務内容について。聞くところによりますと、設計業者への発注の中に測量業務があるということを聞いております。本来ならば、設計、測量は分離されてよいかと思うのでございます。そして測量は専門業者に任せ、設計業務を分離させ、それぞれに責任を持たせる方が賢策と思いますが、そして特に測量業者の育成のためと思われますが、市当局のお考えはいかがでしょうか。  第一問を終わります。       〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。  今後の新増築計画でございますけれども、新築につきましては、法田第二中学校、これを五十九年度に予定いたしております。それから小学校につきましては、やはり昭和五十九年度に峰台小学校の新築を考えております。学校の新築につきましては、この二つで当面終わりだろうと考えておりますが、なお増築につきまして、やはりあと中学校四、五校整備しなければならないのが残っていると考えております。  それから、空き教室の数でございますけれども、小学校におきまして四十六校で二百三十五教室、一校平均五教室でございます。それから中学校におきまして十七校で六十七教室、一校当たり三・九教室でございます。このうち、小学校でございますけれども、特別教室へ五十一教室転用いたしております。それから、そのほか特殊学級用に使用するとか、あるいは会議室、資料室、児童会室、ランチルーム、展示室、それから相談室、郷土資料室等で百八十四教室を使っております。中学校におきましては、特別教室に十四教室、その他先ほど申し上げました生徒会室等に五十三教室を使っております。これを全部、この活用につきましては学校任せということではございませんで、やはり教育委員会もこれに一緒になって考えていこうというようなことから、校長会の中にこの施設利用研究委員会というものを設置いたしまして、一体学級数をどれぐらいに──他の必要な資料室等の教室がどれぐらい必要であろうかということまで、ことし研究してみようということでありました。委員会としてもその方針が決まりましたならば、四角い教室を丸くするわけにはいきませんけれども、相当な手を加えまして学校のゆとりある教育に手を貸していきたい、そういうふうに考えております。  それから、他にまた公民館活動等ということでございますけれども、あの学校の一部に何々公民館というふうに看板を掲げまして開設するというふうなことは、学校としてつくった施設でございますので、補助金その他あるいは施設の構造上等からも問題があると思いますけれども、私ども前々からこの改造可能な部分につきましては、地域のコミュニティーの場として利用していくことには支障ないというふうに考えておりますので、その方向では社会教育部と協議をしながら進んでまいりたいと考えております。  それから、市立高校の体育科をつくりましたことにおきまして、普通科への影響はないかということでございますが、これは若干校庭は狭くなりますけれども、あの体育科の施設は、クラブ活動等におきましては普通科の子供たちも一緒に使うことになろうかと思いますので、特に普通科にしわ寄せがいくというふうなことはないと考えております。  それから、父兄の評価でございますけれども、まだ私ども細かい反応は聞いておりませんが、ことしこの体育科を新設いたしまして生徒の応募状況を見ましたところが、受験倍率が県下一位だった、そういうことから考えまして、評価は高いんではないかというふうに考えております。       〔市長大橋和夫君登壇〕 ◎市長(大橋和夫君) 滝口議員のご質問にお答えいたします。  市立船校の体育科に関連しての問題でございますが、いま担当の部長から話しましたように、志望者が県下で一番多かったのでございますが、内容を見ますと偏差値の一番高い部類の生徒も受けておりまして、特に市立高の体育科を志望してこういう成績のいい生徒も入っているということで、非常に学校側では高く評価しておりますし、県下の教育界でも非常な注目を持って見られております。当初二クラスで発足するかという議論もありましたけれども、様子を見てということで一クラスにいたしたわけでございますが、学校側におきまして二クラスの場合には障害のある生徒も入れて、障害のある生徒でも十分スポーツができる──スポーツ医学で十分研究されておりますので、そういう施策も学校側として考えておりますので、今後市民スポーツ振興の拠点の一つとして、この体育科の増クラスについて教育委員会、学校側、PTA側とも十分相談して、力を入れてまいりたいと思っております。       〔建設部長渡辺茂之君登壇〕 ◎建設部長(渡辺茂之君) 仮称法田第二中の地盤改良につきまして、オーガーサンドドレーン工法についてお答えいたします。  ご質問によりますと、大雨が降ると砂が流れる、近隣民家への影響はどうなのか、また他の工法も検討したのかということでございますが、まず近隣への被害を防ぐ方法でございますが、西側にございますのり面が一部崩れておりまして、シートで養生している家屋がございます。このままでは工事実施するにつきまして危険でございますので、擁壁あるいはブロックマット等の措置を行うことにしております。他ののり面につきましては、自然がけの状態になっておりますので支障がないものと考えております。また、東側の民家に対する対策でございますが、東側に約民家五軒が隣接してございます。この工事によりまして、宅地に影響が出ないように、縁切り矢板を打ち込んで支障のないように対処いたします。  それから、工法の検討でございますが、いろいろ工法のある中で、たとえばバイブロ式サンドドレーン工法、これにつきましては、砂ぐいを打設するときに振動、騒音が伴うということでございます。それからパックドレーン工法、これは砂を袋詰めにしまして、バイブロで打設するということで、やはり振動、騒音を伴うものでございます。そのほかとしては、ペーパードレーン工法もございますが、これはプラスチック材の多孔質の薄板を打ち込む工法でございます。圧入式でございますが、沈下量の大きいところでは不向きであるというところから、今回ご提案申し上げてございますオーガー式サンドドレーン工法によったわけでございます。この工法は、ねじ込み式でございますので低振動、低騒音ということで、公害対策工法と言われております。  また、そのほかのご質問で、設計と測量を分離発注してはいかがかということでございますが、一緒に発注してはございません。測量は別に発注してございます。  以上でございます。       〔社会教育部長川城隆君登壇〕 ◎社会教育部長(川城隆君) 所管につきましてお答えを申し上げたいと思います。  施設の管理を委託して、事業を巡回サービスでやったらどうかというご提案でございますが、ご案内のとおり、公民館は社会教育法の規定によりまして設置されております教育機関でございまして、主催事業等の運営の面では職員をもって行われているわけでございます。市民サービスの面からして、やはり職員を常駐してその事業を行うことがよろしいのではないか、こういう考え方を私どもは持っておるわけでございます。(「私どもには任せられないのだよ」と呼ぶ者あり)  なお、人員の問題につきましては、私どもの考え方としては必要最小限度の職員を充てるという考え方を持ちまして、昭和五十七年度から人員の見直しをいたしまして、たとえば八木が谷公民館、それらについても定員の見直しの中から職員を出す、こういうような姿勢をとっているのが実情でございます。これは、見直しにつきましても、今後引き続き行ってまいりたい、このように考えております。(「少し時期がおそ過ぎる」と呼ぶ者あり)  なお、管理の面におきましては、すでに清掃業務、施設の警備、機械の保守点検、これらにつきましてはすでに民間へ委託をしているというのが実情でございます。  なお、職員の定年後の人材雇用という面から、管理会社をというようなご提言でございますが、これらにつきましては、資格の問題等もあるようでございますし、私どもの考え方といたしましては職員の常駐、また施設の管理等につきましては、民間へお願いをしているわけでございますので、これらを果たして市の定年後の職員に会社をつくって可能かどうか、いろいろな問題もあろうかと思いますので、今後関係部課とも十分協議をしてまいりたい、このように考えております。  以上です。       〔財政部長成田知示君登壇〕 ◎財政部長(成田知示君) 法田第二中の敷地の地盤改良事業につきまして、市内業者になぜ発注しなかったか、あるいはまた地元業者と大手のJVを組まなかったか、こういうようなご質問でございますけれども、この工事につきましては、地盤改良という特殊な工事でございまして、指名業者選定審査会で大手の単独発注が工事の特殊性からよろしかろう、こういうことで大手十五社に発注をしたわけでございます。  それから、他の工事につきまして、市内業者を十五社に限定したのではないかというご質問でございますが、まあAクラスの業者は十九社でございます。この中で経営上非常に問題のある業者、それから登録がまだ新しい新規業者がございます。これらを除外いたしました業者を指名をいたしたわけでございます。  それから、の上をAに入れたらどうかというようなご趣旨のご質問でございますが、市の入札参加業者資格審査基準要綱によりまして、ランクの業者は一億五千万未満の工事について指名をいたしておるわけでございます。したがいまして、今回議会に上程いたしました事業については指名されておりませんけれども、その他の工事について指名をされているわけでございます。       〔滝口宗治君登壇〕 ◆滝口宗治君 いま財政部長から市のAのランクが十九社で、それで十五で、あとのはこうだということを聞きましたけれども、JVのことについてはまだお答えをいただかないということを(「JVのことについてはまだお答えをいただかない」と呼ぶ者あり)私はなぜ言うかということは、船橋市内にも、船橋市内の業者の中にもすばらしい人材がいて、また一流企業で育った方々が船橋の中に就職されているということであるならば、大手とJVを組んでも十二分にこなしていけるのではなかろうか、そういうことでご質問したわけでございますので、またお願いいたします。  そしてまた、社会教育部長がただいま職員がこうだという話でありましたけれども、まあ民間の方がやれば、職員の方も一生懸命やっているけれども、時間から時間の間、そしてまた通われるのも遠い方がかなりいるわけです。これが民間の第三セクターでご近所の方の登録制にしておけば、近所の方で公民館の受付業務、そしてまた最後の清掃業務とか、いろいろな業務ができるんではなかろうか、職員より十二分に働けるのではなかろうかというふうに質問したのでございますので、その点についてもう一度ご答弁お願いします。       〔財政部長成田知示君登壇〕 ◎財政部長(成田知示君) 再質問にお答えを申し上げます。  まあ地元企業同士のJVを組むような形での指名ができなかったか、こういうご質問だと思いますけれども(滝口宗治君「東京と地元のJVだよ」と呼ぶ。「相対でやるんだったら別室でやってくれよ」と呼ぶ者あり)大手と地元のJVを組まないかということでございましたけれども、ご案内のように、設計金額が一億三千百万ちょっとでございまして、金額的にもそうJVを組むほどの設計金額ではない、こういうことから大手単独発注という形にいたしたわけでございます。       〔社会教育部長川城隆君登壇〕 ◎社会教育部長(川城隆君) 再質問にお答えをいたします。  公民館の運営業務等について、民間委託というようなことでございますが、まあ中央公民館というような大きい、いわゆる文化ホール的な大きい館につきましては、ある程度考えられるわけでございますし、現実の問題としてやっているわけでございます。現在あります地域館にそれらをはたして委託するのが適当なのかどうか、委託することによって何人職員が減るのか、もろもろの問題があろうかと思います。そういう問題がありますので、少し時間をちょうだいいたしまして検討をさしていただきたい、このように思います。 ◆滝口宗治君 了解。       ───────────────── ◎議会運営協議会委員長(田久保尚俊君) 暫時休憩願います。 ○副議長(松永勝進君) この際、暫時休憩いたします。        午後四時十分休憩       ─────────────────        午後四時三十分開議 ○議長(大沢元吉君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第一の質疑を継続いたします。  川崎忠治君。       〔川崎忠治君登壇、拍手〕 ◆川崎忠治君 議案第二号について最初質問いたします。  先ほど局長の答弁によりますると、消防団員等の「等」の定義、これが答弁の中で出されましたけれども、その内容からすると、初期の消火作業に当たった人、それも消防署員や市長などがその後協力依頼をしたものでないと、その後の消火作業については「等」の中には含まない、というふうな解釈だというふうに私とったわけですがね、そうしますると消防署員や市長が協力依頼をしなかった場合、その後消火作業などによってもしか事故が起きたという場合は、これは全然該当に入れないのかどうか、これがまず一点。  それから、先ほど小池議員の質問だったと思うんですけれども、葬祭補償の適用がいままであったのかどうかという質問に対しまして、ございませんというふうな答弁があったと思います。ところが、訓練等による消防車の出動、こういう「等」で消防車の転覆などによって死亡者が数年前にあったはずです。これらについて、葬祭補償がなかったというふうに一般的に解釈すると誤解が出ると思います。そういうところから、これは他の法律で何か救済か何かしたのかどうか、その点まず第二号についてはお伺ねいたします。  第三号の学校医の問題でございますけれども、学校医やあるいは学校歯科医、薬剤師、こういう方々は特殊な方々でございます。ですから、常時市の仕事として学校へ行ったり、その他公務に従事するということは非常に少ないわけでございまするけれども、公務に従事した際にですね、現場に行く車の中の事故とか、あるいは学校へ行った場合に直接診察などはしておらなかったけれども、その他の事故で非常にお気の毒なことになったというふうなときなどは、一般の市の職員と同じように、学校に行く途中の事故についても該当するのかどうか。第三号についてはそれをお尋ねいたします。  次は、少し飛ばしまして議案第六号です。法田第二中学校の地盤改良及び造成工事でございますけれども、この造成工事は、ご承知のように上山町と旭町、この中間にある谷津田、これが完全に中学の敷地になるというふうな地域でございます。ですから、特に治水の問題や住民との関係で、一般の台地の畑などを学校にするとは大きな違った内容を持っているわけです。  市の説明を聞きますると、学校をつくるために現在敷地の中央を流れている排水路、これを上山の土手下にと言うかがけ下に切り回しをするという事業もすぐに起こってくるということも聞きました。そうしますと、この切り回しの問題ですけれども、現在中央を流れているところの排水路、これは上山側、旭町側、これのがけ下からすると大体一メーターぐらい低いんですね、谷津田ですから急激に中央に向かって勾配があります。そういうところで切り回しをするということになりますとですね、大雨などが降った場合は直角に水路ができますので、そこに大きな溢水、はんらんが起こるというふうに思うわけです。ですから、この点を十分考えておるかどうか、他に方法はなかったかどうか。切り回しの問題をまずお尋ねをいたします。  それから、隣地確保の関係を先ほどどなたかお尋ねしておりましたけれども、ここはご承知のように昔どぶ田といいまして、大体七、八メーターの竹ざおがずるずるずるっと入ってしまうような非常にどぶ田であったわけですね。そうしますると、造成工事を行うんでございますから、当然ブルなどの使用によって振動がものすごく起きるということはほぼ明らかです。そうしますと、矢板などで土止めをするというだけでは、全体が揺れますので大きな被害が隣家に起こってくる、ということは明らかなんです。ですから、先ほどの答弁だけでは十分な措置ができないというふうに思いますが、この点についてはどのようにお考えになりますか。  それから、先ほど建設局長の答弁にもありましたけれども、学校敷地内の雨水、これの処理といたしまして浸透式とかあるいは貯留式によって措置をするというふうなお話でございました。ところが、これが具体的にどのような形でやるかということは今後の課題だというふうに私はさっき受け取ったんですがね、これをもう少し具体的にしてもらわないと、住民も安心できないし、私たちもこのままオーケーということは言えないわけでして、もう少し具体的にこうやりたいという考えをお示しを願いたい、こう思います。  第四は、この敷地がすでに相当の量の土量が入りまして、ほぼ埋め立てられているというふうに私は思います。そういうところから、この土質ですね、これを十分考えたかどうか。私せんだってこの現場へ行ってみますと、瓦れきの廃材などをたくさん捨ててあった。コンクリの大きな固まりなどが一緒に埋められているというふうな状態であります。ですから、サンドドレーン式でこれをやるということになりましても、これが邪魔になって、表面はある程度除去してありましたけれども、一メーター五十ぐらい土盛りしてありますので、下には大きなコンクリの固まりや瓦れきが入っているというふうに思います。そうすると、この工事についても非常に問題が起きるじゃないかというふうに思います。この点どのような考えでおりますか、ここをひとつお答え願いたい、このように思います。  それからもう一つは、盛り土工事や改良工事をやるに当たりまして、中央の排水路を一時とめるということがあると思います。そうしますと、これを旭町側かあるいは上山側へ一時仮の切りかえをするということが起きてくると思います。しかし、この仮の切りかえをやっている最中、要するにこの土盛り工事や改良工事をやっている最中に大雨が降るというふうなことになると、先ほど私も申し上げましたように、中央から端に至ります大体一メーターほどの段差がありますので敷地が溢水する、こういう汚水があるんじゃないか、こう思うんです。そういう意味から、市が考えておりますところの工法、これは十分再検討する必要があるというふうに思います。  なぜかというと、自然というものを変えていくということになりますので、それは予期しない事態が起こる。こういうことはすでにいままでの宅造やあるいは開発の中でたくさんに起きているわけなんです。ただ単に水路の切り回しをやるだけでは、これは十分な処置ができないというふうに思います。そういうところから、この切り回しをやめて、現在の水路、これを拡幅し、さらにしゅんせつをして十分上から流れてくる水量を飲み込める、こういう水路にして、その上にさらに土をかぶせて校庭にしていく、そういう措置をしない限り今後大きな問題が惹起するんじゃないか、こう思います。こういうことについてどのようなお考えを持つか、私の質問に対してご回答を願いたい、こう思います。  次は、中央卸売市場の店舗の第九号でございますけれども、このことにつきましては、現在ここに出されました店舗の工事のほかに、電気工事だとかあるいは解体工事、これが伴うはずです。そうしますると、約三億円ぐらいになるのかなぁ、そういうふうに私聞いておるんですけれども、これが国の補助や県の補助あるいは市費を投入するということのほかに、起債を相当額仰がなければならぬという事態が起きてくると思います。この起債の問題でございますけれども、この起債を今後どのように返済していくか。これは当然いまの市場会計の中では返済能力が今後私はないというふうに考えるんですけれども、この返済については一般会計から繰り出しをするということになるのかどうか、その点お尋ねをいたします。  次に、報告三でございます。これは法典第二小学校の新築工事でございますけれども、この説明書を見てみると、これの排水は古作町の方に流れるというふうに私見たわけですけれども、受水槽が校庭の南西の方にありますので、これから恐らく古作の谷津の方に、現在区画整理をやっているあそこに流れていくんじゃないかというふうに思うわけですが、これが先ほど局長が話されましたように一気に下流に流れないような措置、これが含まれているのかどうか、直接受水槽に校庭の水が流れて、一気に下流に流れていってしまうのか、どういう方法で処理されるのか、この点をお尋ねをいたします。  非常に簡単ですが、一問を終わります。       〔消防局長柳原義明君登壇〕 ◎消防局長柳原義明君) お答え申し上げます。  先ほど先番議員さんに、消防団員等という定義の中で、一応消防団員、それから消火作業従事者、救急業務協力者、水防作業従事者及び応急処置従事者、というふうなことをお答弁申し上げましたが、いまご質問者が申し述べられるように、確かに協力依頼をしなかった者は該当しないのかというご質問でございますが、本条例の目的から申し上げますならば、原則的にはこれは除外される形になります。しかし、消防法の第二十九条第五項に規定されておりますけれども、緊急の必要があったと認められる者、並びに火災現場等で実際に活動していた者は、要するに消防団員等の協力要請があったものに準じて、これは当然その対象になるわけでございます。そうしませんと、いずれにいたしましても敬遠をいたしますというか、火災が発生した場合における当該消火対象物の関係者またその他の応急消火義務者が行う消火等の作業に対して、やはり協力していただきませんと、これはやはり現場付近を通りかかった方ですとか、やはり付近住民の方、これらを指すわけでございます。そういった方々もやはりそういった形の中で準じて、公務負傷があれば取り扱うという見解でございます。  それから、二点目のご指摘でございますが、確かに葬祭補償はいままでなかったと申し上げました。ご指摘の事項につきましては昭和五十六年六月八日、小室線におきますところの交通事故によって亡くなったわけでございますが、これらのことにつきましては、この事故にありましては、交通事故の同乗者であったために自動車損害賠償補償法の適用を受けましたので、市条例第二十四条の規定によりまして、葬祭補償は免責と相なったわけでございます。  以上でございます。
          〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。  議案第三号関係でございますけれども、学校医の公務災害でございますが、最終的には、市の公務災害認定委員会の認定を得て、該当するかどうかということになるわけでございますけれども、途中の交通事故等もその対象となると考えております。  それから、議案第六号関連のうち、廃材の問題でございますが、ご案内のとおり、あの土地は昭和四十八年ごろから埋立てが始まっております。私ども用地買収するに当たりまして、どこらに大きな廃材があるかというふうなことがわかりませんでしたので、この校舎を建築すると想定される位置につきましては、大きな廃材等につきましては前の所有者に撤去を求めて撤去さしております。  以上でございます。       〔建設局長篠塚弘治君登壇〕 ◎建設局長(篠塚弘治君) 法田第二中学校の敷地造成の問題でございますが、質問者のおっしゃるように、旭町台地と上山台地の間、ちょうど谷津田の幅が百メーターでございますが、これがもろに学校敷地となるわけでございます。そういった典型的な軟弱地盤の谷津田でございますが、ここに決定されて、その後三井協同建設コンサルタントによりましていろいろな調査を行って、担当部課が協議を進めてまいったわけでございます。  質問の中の中央排水路の切り回しの関係でございますが、まず地盤改良の工事のために仮水路は旭町側につくる、なお本設の本水路は上山側に設定をする、という考え方でございます。おっしゃるように、切り回しをした場合の大雨──現状でも相当の状態でございますが、旭硝子のグラウンド西側当たりの低い場所に住宅が存在しておりますが、これらに対する配慮、こういったものも工事中はもちろんでございますが、工事完成後においては内水排除の考え方なども導入する必要がある、という位置づけでございます。  それから、地盤改良等による重機の持ち込みあるいは作動中における振動、こういったことに対しましては最大配慮をするわけでございまして、そういったことから、地盤改良の工法も先ほど建築部長が申し上げたような方法に位置づけをした。砂のサンドパイルの長さは、場所によって十二メーター五〇〇くらいに達しておるというのが実態でございます。  それから、敷地内の雨水、具体的にどのような貯留をするのかということでございますけれども、地盤改良の作業の後で排水路本設工事が後を追います、これは。その断面は、上山側に現在の中央水路は約一平米くらいでございますけれども、新設する水路は幅が三メーター、有効高が二メーター、こういった鋼矢板で、相当の長尺物を根入れをいたしまして、現在設計中でございます。そういった本設の水路ができ上がりますと、学校の敷地が約二万四千くらいあるんですが、さらに先ほど申し上げましたように、流域も含めまして、いま私どもが考えておるのは約一万トンの雨水を──北側にグラウンドができますが、グラウンド側と、それから校舎側にもこの一万トンを貯留する敷地造成高をつくっていくという、こういうような考え方で進めております。  それから、すでに相当の上砂が持ち込まれまして、中には瓦れきなどがございますけれども、これらは排除をしていく考え方でございます。  それから、現在の位置で将来の水路を位置づけるのが最も線形的にもいいではないかというご指示でございますが、先ほど申し上げましたように、谷津田の総幅百メーターを敷地とする造成でございますので、この学校用地のど真ん中に先ほどのような所要断面を持つ構築物は、将来の維持管理あるいは建物の建設、学校用地の有効利用、こういった面からいろいろ議論はいたしたわけでございますが、工事中の仮は旭町側で、本設は上山側に位置づけをした、こういうことでございます。  それから、貯留の量は、先ほど申し上げましたように、約一万トンをためられる能力ということでございまして、当然敷地の一番南側、ここには隣接高低差によって擁壁を打つもの、あるいは隣接とほぼ敷地が同じ場合に、それらを貯留し得る構築物をつくって、ある一定時間がたった後自然流下をする、こういうような方法によって貯留の役割りをするという考え方でございます。       〔市場部長村上昭三君登壇〕 ◎市場部長(村上昭三君) 青果仲卸店舗の事業費の関連のご質問にお答えいたします。  今回の工事の総事業費は、本体工事が一億九千六百八十万でございます。そのほか、ご指摘のように電気設備工事、それから給排水衛生設備工事、解体工事、さらに設計指導委託料等がございますので、トータルしますと三億八百万余になります。  そこで、この財源内訳でございますが、公庫の補助金が七千六百万余、それから県補助金が千五百万円、さらに一般財源が十二万四千、また地方債が二億一千七百万円というかっこうになります。それでこの地方債でございますが、大蔵省の資金運用部の方から三分の一、さらに公営企業金融公庫の方から三分の二というかっこうで借り入れます。条件は、据え置き期間五年を含めた償還期間二十五年でございます。年利の関係は、大蔵省の方が年利七・三%、それから公営企業金融公庫の方が七・四%でございます。そこでこの地方債の償還の計画でございますが、資金についてでございますが、従来のように一般会計から出資と補助でお願いをしてまいりたい、そういうふうに考えております。       〔土木部長真田勉君登壇〕 ◎土木部長(真田勉君) ご質問の法典第二小学校の件についてご答弁いたします。  一応この学校につきましても、公共施設ということで治水対策ということで義務づけてございます。法典第二小学校につきまして、グラウンド貯留という形で位置づけしております。場所が第一グラウンド、第二グラウンド──個所的に二カ所に分かれますんで、二カ所に分けて貯留をするということでございます。両方合わせて──第一の分が約千五百、それから第二で約四百ということで、約二千トン貯留をさせるということでございます。放出につきましては、天候の状況を見ながら排出するということで、排水する施設も大小分けて設置しながら、十分な排水機能を持たせて対応を図るということで考えております。  以上でございます。       〔川崎忠治君登壇〕 ◆川崎忠治君 消防局長の答弁から再質問をいたします。  先ほどの他の議員の答弁との兼ね合いからすると、私の質問によって、ある程度自賠法との関係によって理解をしたわけですけれども、さらにもう一歩突っ込んだ質問をいたしたいと思います。  それは、自賠法によって死亡の場合は二千万強の限度の金がおりるわけですけれども、その自賠法とそれから消防職員との補償との関係、これは葬祭補償じゃなく、全体的な立場から言っているんですけれども、この場合、なおさら故人の遺族ですか──遺族の方々から、それでは不足だという声がいまの経済的な状況の中で出てくるのは、市対の問題だけじゃなく、一般的にもそれは起こり得るわけです。そうしますると、自賠法で事済めりということで、市は一切こういう要請に対して無視をするのか、あるいは十分世相との関係で考慮をして、さらに一般的な常識の補償をしていくのか、こういう点についてもいままでの例からすると私はあったというというふうに考えるんです。そこで、これは葬祭補償だけじゃないんです。もっと大きな立場からしていままでどのような措置がこれによってとられてきたか、これを最後にお尋ねをいたします。  三号はわかりました。  六号ですけれども、六号について建設局長から細かくご説明があって、相当の理解を得たわけですけれども、ただ私が一つ疑問に思いますのは、この土地を買収するに当たって、今後このような廃材その他の大きな廃棄物に近いようなもので埋め立ててある、これが今後の工事にどのような影響をもたらすか、工事上非常にまずい面も出てくるというようなことも考えたかどうか、考えないとすれば、これは私は大きな手落ちだったと思うんです。一メーター五十も土盛りしてあるんですから、この下にはどういうものが入っているかわからないわけです。私、一番東側の上、多少土盛りの少ないところを見てきましたけれども、そこにはこんな大きいコンクリートの固まりが相当散乱しているんです。ですから、これは一メーター五十の下には相当な廃材、大きなものが入ってるんじゃないかというふうに思うんですが、全体的にわたってそれは土中の廃材を検査をしたかどうか。表面だけで──あれは日興商事だと思ったがなぁ──日興商事の表面だけの撤去でもってそれで済ましておるのかどうか、その点ももう一度お答えを願いたいと思います。  それから、先ほど東側の民家の点もお話いたしましたけれども、これは非常にどぶ田であって、人間が揺すっただけでも揺さぶれるところだったわけですから、これがブルなんか入ってきて土を動かすということになりますと、大変なことになりかねないと思うんです。ですから、そこのところをただ矢板を打つからいいんだということではなくして、まっとまっと十分に考慮してやっていただきたい、こう思うんです。  それから、上山方面に排水路をつけかえるということですけれども、その排水路は民家のすぐきわにつけるのか、それをつけると、非常に民家の方が倒れたり、崩れたりするから、相当の部分余裕を持って民家から離して排水路をつけるのかどうか、そこのところもいろいろ考えておるのかどうか、その二点をお伺いいたします。  それから、先ほど市場の関係で答弁を聞いたときには、企業会計だけで市からの繰り出しまでは考えてないというふうに聞いたんですけれども、これがほかの答弁で、私の聞き方がまずかったとすればはっきりと教えてもらいたいし、その解釈がどのようなのか、私の解釈が間違っているのか、あんたの方で言ったのが間違っているのかどうか、もう一度はっきり答弁願いたいと思います。  それから、法典第二小学校ですけれども、工事その他については排水も含めてある程度わかりました。ところが、さらに重大な問題がここにあるんです、これは最後になりましたけれども。なぜかというと、この学校敷地が買収されたわけですけれども、特に小作地があるわけです。ここでもって議案が通ればすぐ工事にかかるという、そういう内容ですけれども、小作人と地主の間でこの問題が解決していないということは、仕事にすぐかかれないということも意味するわけです。ですから、何か陳情にも出てたと思いますけれども、この問題をなぜいままで長々と解決しないでここまで持ち込んでしまったのか、いままでどういう手当てをしたのか、その点もひとつお答えを願いたいと思います。  二問を終わります。       〔消防局長柳原義明君登壇〕 ◎消防局長柳原義明君) 第二問につきましてご答弁申し上げます。  いま川崎議員がおっしゃられたように、自賠法では二千万円ということでございます。ご質問の中で、一切そういったあれを無視するのか、また一般的に考えてどのような処置をというご質問でございますが、私どもは、先ほど申し上げました事故の事例につきまして、やはり誠意を持ってご遺族の方と補償その他につきましてご相談申し上げました。その中で、新ホフマン係数によるところの補償額を一応ご提示申し上げました。五十七年の三月の議会のご承認を得てお支払いをいたしたわけでございます。本来は、この条例の補償の中では、やはり遺族年金を支給する。しかし遺族年金の受給者がおらない場合は、これは一時金でお支払いをするという形に相なろうかと思います。いずれにいたしましても、私どもはやはり社会通念上こういった事故は二度とあってはいけませんけれども、そういった場合に対しましては、やはり誠意を持った中でご遺族に対しまして補償をいたしたい、このように考えておるわけでございますので、ご了承をいただきたいと思います。       〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。  仮称法田第二中の廃材の問題でございますけれども、上に出ている廃材は片せばいいから、これは簡単でございます。ただ、下にもぐっている廃材が問題でございましたので、私ども用地買収をいたしますときに、元地主と話し合いまして、校舎を建てる位置、いわゆる基礎を打たなければならない位置についての廃材は、全部撤去をしてもらいました。これは私どもも確認してございます。  それから、法典第二小学校用地の小作問題でございますが、私ども従来用地を買収いたします場合、こういった土地に付随いたしました地上の権利というものにつきましては、行政が入って解決するということはなかなかむずかしいもんですから、ご自分たちの話し合いによって解決し排除していただくということを条件で、すべての学校でやってきております。この学校につきましても、あらかじめ小作者がいるということを承知いたしておりましたので、地主さんとも十分このことにつきましてはお願いしますよということで、承知しましたということで、契約までいったわけでございますけれども、具体的にこの工事入札が行われたというような時点から、ああいった陳情書が出てきて、私ども実は驚いた次第でございますけれども、その後担当の課長ないし職員が数回地主さん、それから小作人の方にも伺いまして、来年の四月開校しなければならないという学校の事情等も話しまして、一応は着工はいたしますよ、ただ離作についての話し合いはできるだけ早く進めて解決して下さい、ということが現時点の状態でございます。       〔建設局長篠塚弘治君登壇〕 ◎建設局長(篠塚弘治君) 東側の民家などに対する配慮でございますが、周辺を含めまして、私どもも先ほども申し上げましたように、工事着工前に、造成工事あるいは水路の工事等を含めて説明に入っていくわけですが、着工の前後には最近下水道を含めて大きな公共事業は、事前、事後立ち入りの調査をさしてもらっていますが、個人の家屋あるいは耕作物等について十分な立ち入り調査をさしてもらい、被害のないように最大配慮をいたします。  それから、水路の切り回しを、本設をする方の上山側でございますけれども、従前へた道と申しましょうか、耕作道路として三、四メーターの道路がございますが、学校用地の一部を加えまして道路を六メーターとります。さらに、水路の上はふたかけをいたしまして、歩道の役割りを果たすというようなことで、道路上の環境は大きく改善をする。それから、旭グラウンドの上山寄りの低いところにある場所でございますが、これと本設の水路との間には相当の余地がございます。数字等はちょっと申し上げられませんが、相当の三角にデッドスペースが発生するので、民家への接近はほとんどないというふうに考えます。       〔市場部長村上昭三君登壇〕 ◎市場部長(村上昭三君) 二問にお答えします。  先番議員さんのご質問の、本体工事のような補修的な施設整備の関係は、これは企業会計の中で処理してまいります。それから、今回工事に出ます青果仲卸店舗事業のような地方債については、一般会計の中でお願いしてまいるという考え方でおります。       〔川崎忠治君登壇〕 ◆川崎忠治君 一点だけにしぼりまして……。  中村部長から、法典小学校の工事着工については、小作人と地主との話が決まらない中でも、着工だけは了解を得てます、こういう答弁がありましたがね、これは重大なことなんですね。  着工しちゃうとね、これは金は地主に払ったんでしょう。地主はふところにぶっ込んじゃっといて、小作地は取り上げられて、学校が建てられちゃう。それで自分の主張が十分通るかというと、そうはいかないんですよ。そこで私は、工事着工前に市が十分誠意を持って地主と古作人の中に入って、双方が納得する方法で解決するということを、最後にこれは希望です。答弁要りませんがね、この点を強く要望して質問を終わります。       ───────────────── ○議長(大沢元吉君) この際、議事の都合により、会議時間を延長いたします。       ───────────────── ○議長(大沢元吉君) 安藤久子君。       〔安藤久子君登壇〕 ◆安藤久子君 議案第四号について質問いたします。  先日、他市で理科室の薬品庫から硫酸銅を持ち出した事件がありましたが、薬品庫の管理についてどのように考えられているか、お伺いします。  二、視聴覚室の準備室A、について、それぞれの構造、利用面について説明をお願いいたします。  議案第五号船橋中学校について、伺います。  先日配付されました船橋市基本計画の第三章第二節義務教育、一の現況と問題点の中で、「今後の学校施設の整備については、学校規模の適正化を図り、大規模校を解消するとともに、教育の一層の充実を図るため、特別教室を整備、充実し、学校教育の質的向上に努めなければならない」とあります。また、二の施策の基本方向の中で、「一、学級定員の引き下げを考慮し、学校規模の適正化を図るとともに、児童生徒数の推移を見ながら学校施設及び環境の整備に努める。二、学校の設置はおおむね人口一万人に対して小学校一校、人口二万人に対して中学校一校を基準とする」とあります。また、四の施設の内容──一、学校の適正配置と規模の適正化、二の中で、「児童、生徒の一人一人の個性、能力に応じ十分な人間形成を目指し、学校規模の標準を一校三十学級程度とし、大規模校の分離を進める」と記されております。  船橋中学校は大規模校であります。市内にある大規模校の解消をどのように考えていらっしゃるか、ご意見を伺います。  議案第六号法田第二中学校地盤改良工事について伺います。  一、サンドドレーンの一体当たりの平均単価はどのくらいになるか、お伺いいたします。  二、サンドドレーン工法により地盤改良を行った土地の中で、校舎の建築予定地に入るのは何平米ぐらいか、また、その中にあるサンドドレーンは伺本ぐらいか、お伺いいたします。  三、造成後、校舎建築に当たり何らかの工法で基礎ぐいを打ち、その後の基礎コンクリートの土台も何らかの工事法によって行うと思いますが、その工事法によってはサンドドレーンとの二重工事になり、建築費の二重投資になる心配が出てくるのではないかと思いますが、その点、説明をしていただきたいと思います。  四、県立西高校は、建築完了後地盤沈下等の問題があったと記憶していますが、この度の地盤改良及び造成工事によりそのような心配は一〇〇%ないと確信があるのか、お伺いいたします。  五、関連した問題として、校庭の利用について伺います。この問題の提起は他の学校にも関連することでございますが、先般、私ども政友クラブでは福井市の視察を行いました。福井市では、小中学校の校庭の下に耐震性の大きな貯水槽をつくり、揚水ポンプ場のための小さな小屋のみ校庭の一隅に建ててありました。先日の日本海中部地震の時にも飲料水に困った例が多くありました。船橋市においても、学校に耐震性の井戸を設置していますが、福井市のように校庭の下に耐震性水槽をつくる計画を取り入れる考えはないか、お伺いいたします。  次に、議案第七号について伺います。  設計図を見ると、いままでの普通教室と体育館の併設という形式の中でも初めてのように見受けられます。そこで、幾つか質問をさせていただきます。  まず、一階。アリーナというのは、普通、各学校における体育館、競技場と同じと考えてよいのか、伺います。違う点があるとすれば教えていただきたいと思います。  二、トレーニングルームというのはどのように使用されるのか、床に長尺弾性床材を使用しているが、その理由は何か、またトレーニングルームだけが平家建てということのように思いますが、特に理由があるのか、お伺いいたしたいと思います。  三、ダンス教室の床が発泡体カーペットになっているが、どのような床材なのか、またどのようなダンスの指導に使用するのか、お伺いいたします。  次に、二階について伺います。  一、吹き抜けの周りにランニングコースがあります。二方は図面上では四、五メーター、他は二メーター弱ぐらいと見えますけれども、実際に利用するときの幅員はどのくらいか、また危険防止についてどのような計画がされているのか、また他の教室への騒音防止についてはどのように配慮されているのか、お伺いいたします。  二、準視聴覚室はどのように使用するのか、床に使っているパンチカーペットとはどのような材料なのか、また効果的に何をねらって使用するのか、説明をお願いします。  三、この増築に関連して伺いますが、これによって起きた校庭の狭隘解決のために、離れたところにサッカー場等の運動場をつくっておりますが、これは一般の体育の授業のときにも使用されるのか、それとも体育科の生徒のみが使用するのか、お伺いします。  また、運動場への移動について交通面等にどのような配慮をしているか、お伺いいたします。  次に、議案第八号飯山満公民館についてお伺いいたします。  公民館が各地区に建設されることは非常に喜ばしいことであり、地区住民のコミュニティーの場として、一日も早く、一館でも多くの開館を望みたいと思います。飯山満公民館建設に関連し、次のことについてお伺いします。  船橋市基本計画によると、従来一往圏一館ということを言われていた公民館建設の趣旨が少し変わったような気がします。「コミュニティの育成と活性化にあたっては、生活コミュニティ、地区コミュニティ、行政コミュニティの三層からなる地域的範囲を設定し推進する」という基本方針を打ち出しております。この中で、「地区コミュニティは、おおむね自治会連合協議会の地区連絡協議会の範囲とし、その中心施設は地区住民のコミュニティ活動に積極的に開かれた公民館とする」とあります。そこで、次の点についてお伺いします。  一、仮称飯山満公民館は、十五館目の公民館であります。地区連絡協議会は全部で何団体あるのでしょうか。その中で、地区コミュニティーとしての公民館のある数は幾つか、現在ないところについての今後の計画をどのように考え、積極的に進めて行くのか、お伺いいたします。  二、中央公民館、文化ホールは地区コミュニティーに入るのか、行政コミュニティーに入るのか、お伺いいたします。  三、本町、宮本、湊、海神、西船、その他旧市内には非常に少ないように思われますが、今後の取り組み計画についてお伺いいたします。  四、次に、公民館が新設された場合、開館と同時にその公民館独自の自主事業、認定団体、サークル活動の始められるよう、準備を進めることができているのか、また分離前の公民館との関連の中で、開館時にサークルの問題、認定団体等に問題の起こるようなことがあると聞いておりますが、その方策についてどのような手だてがされているのか、お伺いいたします。  五、認定団体は、各公民館ごとに決めて行くものと思いますが、仮称飯山満公民館を例に挙げて伺いますが、開館までに公民館運営審議委員の問題及び事業の決定までをどのような形で計画していくのか、また市内の公民館において認定団体の決定は年度当初申請によって行われると思いますが、その決定権はだれにあるのか、また年度途中での申請は認められるのか、お伺いいたします。  次に、中央卸売市場についてお伺いいたします。  工事範囲の中で、特殊基礎工事となっておりますが、どのような特殊基礎工法なのか、また特殊基礎工事とする理由、一般基礎工事との単価の差についてお伺いいたします。  また、小売業者が直接せりに参加できる中央市場での中で、仲卸の業務は、青果市場の中でどのような位置を占めるのか、お伺いいたしたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。       〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。  行田東小学校絡みの特別教室のことでございますけれども、薬品庫につきましては、私どもも教師に対する指導も十分いたしておりますが、かぎの管理等を十分にいたしまして、盗難等起こらないように常々気をつけさせております。  それから、視聴覚教室Aでございますけれども、これは普通のいわゆる準備に使う部屋でございます。それからの部分は、映写ができるようにセットした部屋でございます。  それから、船橋中学校の改築に絡みまして、基本計画で言っております大規模校の解消とかいろいろの一連の質問でございましたけれども、基本計画におきましては、今後十年後を見渡しまして、基本計画に言うようないい方向に整備していこうという目標が書いてあるわけでございますけれども、現実的には、船中ひとつとってみましても、大規模、大規模と言いながらこれが解消できない状態でございます。将来に向けては、そのような努力はやはり続けていく必要があろうかと考えております。  それから、人口二万人に一校──中学校でございますけれども、二万人に一校、小学校一万人に一校ということは、現在の人口と小中学校の学校数を見てみますと、ほぼそのような、計画に書いてありますような方向でまいっていると思います。  それから、法田二中に絡みまして、耐震性の地下貯水槽というようなことでございますが、このことにつきましては消防あるいは防災、その辺がどういう考えを持っているのか。そこらと協議いたしまして、必要があれば今後の設計に組み込めるかどうか検討してみたいと思います。  それから、市立高校のアリーナでございますけれども、これは体育に使ういわゆる床面でございます。  それから、トレーニングルームでございますけれども、これはいろいろ設計上工夫いたしました結果、ある位置に平家として持ってきたわけでございますが、これはいろいろな体育機器を置きまして、たとえばバーベルとかいろんな機械があるようでございますけれども、そういうものを置きまして、そこで個々に鍛練するという部屋でございます。  それから、ダンスルームでございますけれども、これはやはり、体育科を設置したところはダンスの単位というものもあるそうでございます。で、今回は市立高校におきましては特にダンスルームを設置したわけでございますけれども、これらの床の材質についてちょっと質問ございましたけれども、詳しくお答えはできませんが、要は体育をやる部屋でございますので、足等に振動が響かないようなことを配慮した床だと考えております。  それから、ランニングコースでございますけれども、これは準備室とか更衣室とかそういう部分の上を、雨天等の場合子供たちが──生徒が走れるようにということで、幅四メートルの二メートルということでとったわけでございまして、これは余り重要な意味は持っておりませんが、やはり使う場合には危険も考えられますので、さく等その辺十分配慮していきたいと思います。騒音でございますが、これは下がいま申し上げましたような部室とか倉庫、更衣室等でございますので、その心配はないと思っております。  それから、準視聴覚室の利用目的でございますけれども、これは古い既存の校舎に相当な視聴覚室は持っているわけですけれども、あれほどの規模のものは必要としないながらも、体育理論、その他いろんなスライド等を映しまして勉強する必要があるということから、準視聴覚室をつくったわけでございます。
     それから、グラウンドでございますけれども、これはクラブ活動と──必ずしも体育科だけが使うものではないと考えます。狭い中で、あるいは遠い中で考えていくわけですから、学校側が相当工夫して使ってもらう、使わなければならないと思っておりますが、体育科だけのものとは考えておりません。それからグラウンドの移動につきましては、これはバスを購入いたしまして移動に利用する、そういう計画でございます。  以上でございます。       〔建設局技監溜水義久君登壇〕 ◎建設局技監(溜水義久君) 私の方から、サンドドレーン工法についてご説明いたします。  法田二中をつくろうとする敷地のもとの状況でございますけれども、厚いところで約十メーターほどの腐植土層がございます。こういうところに盛り土いたしますと、その盛り土の重さによりまして腐植土内の水がしぼり出されてくるということで、地盤沈下が起こるわけでございます。このサンドドレーン工法によりましてサンドパイルを打ち込む──サンドパイルと申しますのは砂の柱でございますけれども、これを打ち込む目的は、軟弱層──先ほど申し上げました腐植土層の中の水を上へ抜くという形で──私どもで圧密沈下と申しますけれども、を促進いたしまして、急速に地盤の安定化を図るために行うものでございます。したがいまして、建物の基礎をつくるということじゃございませんで、地盤沈下を急速に促進させるために行う工事でございます。建築物をつくるときには、その地盤改良とは別に、建物を安定化させるために十分な基礎ぐいを打って行う必要があるということで、基礎ぐいを打つことと地盤改良をやることとは二重投資にはなりません。  その辺のことについて、西高校との関係でございますけれども、西高校は実は造成しながら建築を進めたということでございまして、建築物の方は基礎地盤の方に──基礎ぐいの上に乗っかっているわけでございますけれども、運動場等は先ほど言いました圧密沈下が徐々に進行しつつあるということで、地盤沈下現象というもの──建物と地盤とが離れるということが起きているわけでございまして、今回の場合はそれを防ぐ意味でサンドドレーン工法をとっているということでございます。  先ほどご質問にありました、サンドパイル一本当たりの単価でございますけれども、約二万八千八百円に当たります。  それから、建築用地に当たる部分に打ち込む本数は、約五百本の予定でございます。  以上でございます。       〔社会教育部長川城隆君登壇〕 ◎社会教育部長(川城隆君) 所管事項につきましてお答えを申し上げたいと思います。  まず、基本計画の関係でございますが、質問者がおっしゃっておりますように、公民館は地区住民のコミュニティー活動の中心施設として位置づけをされているわけでございまして、その範囲はおおむね自治連協の地区連協の区域を持っておる。市の区域は二十三の地区コミュニティーから成っておるわけでございます。この地区コミュニティーの中に現在の公民館を当てはめてみますと、実際に公民館がない地区は九地区、公民館が存在する地区につきましては十四地区、こういうような形になろうかと思います。  それから、中央公民館、また文化ホールは行政コミュニティーの施設なのか、地区コミュニティーの施設なのかというようなことでございますが、これにつきましては、船橋市といたしましても代表的な大きい館でございますので、ある一面は広域的な意味も持つものというふうに考え、また反面、地区コミュニティーという役割りも果たしていただきたい、このような考え方を実は持っておるわけでございます。  それから、本町、海神また湊町──旧市内がそういうふうな施設が少ないではないかという問題だと思うんですが、(「一つもないんだよ」と呼ぶ者あり)これらにつきましては、先ほど申し上げましたように、地区コミュニティーの中にまだ公民館が設置の中で地区にも該当いたそうかと思いますので、これらにつきましては、今後既設公民館との距離また人口の張りつき状況、また地域の面積その他を考えながら、基本計画にのっとりまして、具体的には、実施計画策定の中でどこが優先すべきかは決定されるもの、このように考えております。  それから、飯山満公民館のオープンに絡めて主催事業の関係、また認定団体の認定の問題、また公運審の関係等がご質問あったわけでございますが、まず新館のオープンに当たりましては、その館の主催事業は過去の例をとりますと、大体秋口から本格的な主催事業に取り組むというような考え方を持っております。ですから、それまでの間は部屋をお貸しする、こういうことが主体的になろうかというふうに考えます。  それから、当然従来の中央公民館、また高根公民館、東部公民館から区域が──サービスエリアが飯山満の方へ移るわけでございますので、これらにかかわる認定団体につきましては、この飯山満公民館につきましては公民館運営審議会は東部公民館区に入る、こういうことからそちらの方で認定業務は行われるということでございまして、認定につきましては、年度途中でもそういうような申請があればこの会議の中で検討される、こういうように考えております。  以上でございます。       〔市場部長村上昭三君登壇〕 ◎市場部長(村上昭三君) ご質問にお答えします。  最初に、特殊基礎の必要性の問題でございますが、くい打ちの個所につきましては、土壌調査報告書をもとに専門家に検討させました結果、現地盤では建物の荷重を直接基礎なしでは支持できないために、基礎打ちを必要といたしたわけでございます。内容そのものは、摩擦ぐいが──八メートルの摩擦ぐいでございますが、本数百七十八本計画をしております。つまり、この土地はもと湿原のために地盤が非常に軟弱によるものでございます。  それから、仲卸業者の役割りの問題でございますが、仲卸そのものは、卸売業者から大量に荷を買い入れた品物を、自己の計算によって市場内の仲卸店舗で迅速に仕分けをし、売買参加者や買い出し人に販売する、そういう性格でございます。そこで、仲卸業者は一般消費者へ直接販売することはできないことになっております。また、仲卸業者の設置そのものは法律によって義務づけられております。  以上でございます。       〔安藤久子君登壇〕 ◆安藤久子君 議案第四号について二問を行います。  ただいま、薬品庫については管理を十分するというお話でございますが、薬品庫のみでなく、学校においての管理面が確実でないと大変な問題が起こる場合があります。設備を十分にするとともに教師の管理面、指導の面に十分な配慮をするよう、要望いたします。  二、既設の学校の視聴覚室で準備室──ただいまでは映写室と言われておりますが、そういうものの設備がされていないところが非常に多いと思います。今後のその改善の計画があるか、またその計画についての詳細を、伺いたいと思います。  三、行田東小学校の特別教室の増築により市内各学校の特別教室の設置が終了した、と先ほど答弁されておりましたが、特別教室の施設及び教材教具は、既設校のものと新設のものとの間に格差が生じてきていると思います。その格差是正をどのように考えていくのかについて、お伺いいたします。  次に、議案第五号について伺います。  一、大規模校には生徒指導上それなりによい面もあると思いますが、現在のような青少年の非行化の問題、校内暴力の問題が大きくなっているとき、それだけでは済まないと思います。基本計画の「義務教育 4、施策の内容」に述べられている、(1)学校の適正配置と規模の適正化、(2)学校施設、設備の整備、(3)教育内容の充実。この中のCの生徒指導の中で、「生徒理解の深化と指導体制の確立を一層推進するとともに、研究・研修活動を通じて、教師の生徒指導の知識及び実践的能力の向上に努める」とあり、またEの「進路指導については、生徒の適性に応じた適切な指導が行えるよう、校内の指導体制の整備に努めるとともに、家庭、地域社会、関係諸機関との密接な連携を図る」と記されております。続いて、(4)において、教職員の資質の向上、(5)において、環境の整備が挙げられております。このことについてどのように考えていかれるのか、お伺いいたします。  二、先ほどの先番議員の質問により、市内の学区編成の見直しについての件がございました。船橋中学校は、以前の考え方と違って分離をしないことになりましたが、それに関連して、次の点についてお伺いいたします。  船橋中学校を含む周辺の中学校──行田中学校、海神中学校、仮称法田第二中学校を含めた中で、学区の見直し、再編成を至急に考えるべきだと思います。特にこの地域は、小学校、中学校ともに自由学区、または建物指定等の学区の編成をしている地域なので、今後どのように考えて行かれるか、その対応についてお伺いいたします。  以上で質問を終わります。       〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。  視聴覚教室でございますけれども、確かに、最近だんだんと工夫をこらしながらつくっております新しい学校のいろいろな特別教室等は、古い部分から考えますと、相当施設に差が出てきていることと思います。私も個々に全部の学校つかんでおりませんけれども、各学校との意見交換の中で必要があれば格差のないように改修してまいりたいと思っております。  それから新設校、これは視聴覚室に限らない問題だと思うんでございますけれども、新設校と既設校の備品等の格差是正ということでございますが、特に新設校につきましては──本年度の行田東小学校の増築につきましても、備品費として三千七百万ほどの特別に予算を組んでおりますし、それぞれ法典二小につきましても相当な予算を組みまして、既設校に劣らないように、むしろ既設校よりもいいようにというようなことで、備品の充実には努力しているところでございます。       〔学校教育部長足木茂和君登壇〕 ◎学校教育部長(足木茂和君) 教育内容の充実等どのように考えていくかという問題でございます。  確かに、大規模校、いわゆる学校規模とのかかわり合いというのはあるわけでございますが、現状においては学校規模云々という中で、教育内容については、現在施行しています学習指導要領の精神にのっとって、十分研究し、その趣旨が生かされ人間性豊かな児童、生徒が育成されるように、目下も研究中でありますし、これからも進めていかなければいけないと思います。それぞれの進路指導で言えば、進路指導対策あるいは教職員の資質向上は、その部門で、それぞれの領域でいま努力しているところであります。  それから、法田中、第二法田中に関して、学区の問題でございますが、目下まだ原案検討中でございまして、来年、学区審議会に諮り、その答申を得て決定するという段階でございますので、地区の状況あるいはその段階で、十分地区の要請、要望に応じながら検討してまいりたいと考えます。  以上です。(安藤久子君「船橋中学校についてお聞きしたんですけれども」と呼ぶ)  船橋中学校の学区についても、いろいろいままでも検討してきていますけれども、いまちょっとまだ結論申し上げる段階じゃありませんので、ご了解いただきたいと思います。       ───────────────── ○議長(大沢元吉君) 和田善行君。       〔和田善行君登壇〕 ◆和田善行君 自由クラブを代表いたしまして、議案に対する質疑を行いたいと思います。(「法田二中にしぼります」と呼ぶ者あり)  まず、質問に入る前に理事者にお願いをしたいと思います。きょう最後の質問でございますので、先番議員多数の方たちの質問が重複するかもしれません。なるたけ重複を避けるようにしますけれど、答弁の方は丁寧によろしくお願いしたいと思います。  発言の機会をいただきましたので、提出議案に対して数点質問させていただきます。今回の議案は全部で九案件で少なく、その上、市民生活に大きな影響を及ぼすような議案も見当たりませんので、若干事務的な質疑になろうかと思いますが、あらかじめご承知を願っておきます。  まず、議案第二号についてでございますが、これは先番議員も言っておりましたが、消防団員等ということについては解明しておりますので、結構でございます。この公務災害補償で、「等」に含まれている対象者の過去五年間に何件くらいの補償に該当する事故が発生したのかを、ご説明願いたいと思います。  次に、議案第三号でございますが、市立高等学校の学校医、学校歯科医、学校薬剤師は、それぞれ何人いて、過去五年間で公務災害に該当する事故が何件発生したのか。また、公務災害と認定する範囲をお示しいただきたいと思います。同時に、市内にある私立高等学校では、この補償はどのような措置をしているのか、おわかりでしたらお願いしたいと思います。  次に、工事請負契約六案関係でお伺いをいたします。  まず、議案第六号の仮称法田第二中学校の地盤改良でございますが、サンドドレーン工法という新しい──船橋にとっては新しい工法で、あの谷津田の敷地を支持層までサンドドレーンを接するということで説明を受けておりますが、私が素人なりに考えまして、サンドドレーンマットは支持層まで打てば十分じゃないかと思うんですけれど、いただきました契約案件の中のサンドドレーンの詳細図によりますと、谷津田の支持層の下まで、支持層よりまだ深く図面で示してあるように思うわけです。どういう理由でその下の先まで工事を行うのか、まずお聞かせを願いたいと思います。(「だれか説明したんだよ」と呼ぶ者あり)  支持層の先の部分まで工事する費用はどのくらいかかるのか、ご説明をお願いしたいと思います。  また、この地盤改良と造成工事に九千七百二十四立米の土砂を搬入するわけでございますが、恐らく大型ダンプ等を使用するものと思います。周辺住民に及ぼす影響が出ないのか、問題を起こすことはないのか、そしてあるとすればそれに対する配慮はどのように考えているのか、ご答弁をいただきたいと思います。  続いて、請負契約に関する質問でございますが、建築関係が五件あります。この五件の付帯工事の案件でございますが、すでに電気工事や給排水の請負については、事務的な手続は済んでいると思います。そこでお伺いをしたいわけです。五十七年度の船橋の市立病院やあるいは看護婦宿舎についての電気工事の請負が、業者間の摩擦によりまして設計金額よりはるかに下回ったわけでございますが、今回はどのような──そんなようなことはないのか。あるいは、設計金額とどのくらいの差で落札をしたのか、お聞かせを願いたいと思います。  以上で質問を終わりますが、冒頭にも申し上げたように細かい質問で大変恐縮でございますが、よろしくご答弁のほどをお願いしたいと思います。  以上で第一問の質問を終わります。       〔消防局長柳原義明君登壇〕 ◎消防局長柳原義明君) お答え申し上げます。  過去五年間に消防団員及び民間協力者の公務災害の発生件数について、年度別にお答えさしていただきます。  まず、五十三年度につきましては八件、五十四年度につきましては七件、五十五年度につきましては二件、五十六年度につきましては五件、五十七年度につきましては三件でございます。  また、民間協力者につきましては、五十三年、五十四年ゼロ、五十五年が二件、五十六年が二件、五十七年がゼロでございます。  以上でございます。       〔管理部長中村保君登壇〕 ◎管理部長(中村保君) お答えいたします。  学校医の公務災害の関係でございますけれども、市立船橋高等学校の学校医は四名──これは内科二名、眼科一名、耳鼻科一名でございます。それから歯科医が三名でございます。薬剤師一名。これに該当する者は合計四名で、それで過去の公務災害の発生件数でございますけれども、幸いにいたしまして市立高校の場合は一件の例もございません。  それから、災害の範囲でございますけれども、これは公務中に起きた事故でございますので、この範囲で公務災害認定委員会で認定されるものであります。  それから、私立高校のこれらのことにつきましての質問がございましたが、大変申しわけございませんが、私ども掌握いたしておりません。ただ、労働安全衛生法というものがあるわけでございますので、やはり同様な制度はあるんじゃなかろうかというふうに考えております。  以上でございます。       〔財政部長成田知示君登壇〕 ◎財政部長(成田知示君) 今回のご提案してございます建築関係五件のうちの付帯工事、特に電気工事あるいは給排水工事の設計金額と落札金額でございますが、十件ほどございますけれども、金額を申し上げます。  まず、行田東小学校の電気設備工事でございますが、設計金額が千四十一万八千円、落札金額が千二十万円、その差が二十一万八千円でございます。給排水衛生設備工事につきまして、設計金額が千八百八十四万九千円、落札金額が千八百二十万円、その差は六十四万九千円でございます。  次に、船橋中学校の電気設備工事でございますが、設計金額が千四百三十七万五千円、落札金額が千四百万円、その差が三十七万五千円でございます。給排水衛生設備工事につきましては、設計金額が三千百七十万六千円、落札金額が三千九十万円、その差が八十万六千円でございます。  船橋高等学校の校舎及び体育館の電気設備工事でございますが、設計金額が九千百万円、落札金額が八千九百二十五万円、その差が百七十五万円でございます。給排水衛生設備工事につきましては、設計金額四千九百五十一万七千円、落札金額が四千八百五十万円、その差が百一万七千円でございます。  飯山満公民館の電気設備工事につきましては、設計金額が二千六百四万八千円、落札金額が二千五百五十万円、その差が五十四万八千円。給排水衛生空調設備工事につきましては、設計金額が六千八百一万七千円、落札金額が六千六百九十万円、その差が百十一万七千円でございます。  中央卸売市場青果仲卸店舗の新築電気設備工事でございますが、設計金額が五千五百六十六万円、落札金額が五千四百六十万円、その差が百六万円でございます。給排水衛生設備工事につきましては、設計金額が四千二百六十万二千円、落札金額が四千百七十四万、その差が八十六万二千円でございます。  今回の工事の指名に当たりましては、公正な入札を確保するために十分注意を喚起いたしたところでございますので、その後問題は生じておりません。       〔建築部長渡辺茂之君登壇〕 ◎建築部長(渡辺茂之君) 法田二中の地盤改良関係につきましてお答え申し上げます。  サンドドレーンをなぜ支持層まで打つのかということでございますが、これにつきましては、圧密を強く加える意味と水分を圧力をかけまして抜き取るということで、なるべく深くという考え方でございます。  それから、土砂の搬入量でございますが、現場以外よそから運ぶ土砂につきましては、五千八十立米でございます。  運び込みます関係で、たんぼ等の影響で周辺に及ぼす影響ということでございますが、これは中山競馬場等の残土をもらいますので、現場まで運んでもらうことになるわけでございますが、進入路としましては、県立西高の手前から直接入るわけでございまして、養護学校の方に左折いたしませず直進するということで、周辺に人家がございませんので問題なかろう、このように考えております。  以上でございます。 ◆和田善行君 了解。 ○議長(大沢元吉君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。  他に質疑はありませんか。       〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大沢元吉君) 以上をもって、質疑を終結いたします。       ───────────────── ○議長(大沢元吉君) 議案第一号ないし第九号の議案九案は、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれ常任委員会に付託いたします。       〔議案付託表〕       ───────────────── ○議長(大沢元吉君) 日程第二、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、田中恒春君及び佐川隆雄君を指名いたします。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(大沢元吉君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(大沢元吉君) 次回は、明十五日、定刻より会議を開きます。  本日は、これにて散会いたします。        午後六時十分散会
          〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜  〔出席者〕   ▽出席議員(四十九人)      議 長  大 沢 元 吉 君      副議長  松 永 勝 進 君      議 員  米 井 昌 夫 君  田久保 捷 三 君           中 村   洋 君  田 中 恒 春 君           佐 原 正 幸 君  佐 藤 正 吾 君           村 田 一 郎 君  芳 賀 達 朗 君           中 江 昌 夫 君  池 沢 敏 夫 君           大 沢   久 君  関 根 和 子 君           瀬 山 孝 一 君  滝 口 宗 治 君           高 橋   徹 君  徳 江 栄 進 君           櫛 田 信 明 君  和 田 善 行 君           佐 藤 哲 夫 君  安 藤 久 子 君           倍 田 賢 司 君  村 岡 晴 彦 君           木 村 久 子 君  大 森 喜四夫 君           石 川 敏 宏 君  小 川 新之助 君           林   利 嗣 君  滝 口 四 郎 君           佐 藤   昭 君  松 崎 節 生 君           滝 口 三 郎 君  小仲井 富 次 君           市 川 義 平 君  本 間 清 吉 君           伊 藤 浅 由 君  小 池 英 一 君           川 崎 忠 治 君  長谷川 勝 已 君           大久保 博 夫 君  田久保 友 吉 君           中 村   伸 君  田久保 尚 俊 君           林   栄 蔵 君  佐 川 隆 雄 君           椎 名 政 雄 君  千 葉   満 君           中 台 久 男 君   ▽欠席議員(三人)           稲 葉 澄 子 君  春 田 嘉 文 君           矢 野 正 男 君       ─────────────────   ▽説明のため出席した者            市長        大 橋 和 夫 君            助役        野 村 誠 一 君            収入役       皆 川   博 君             建設局長     篠 塚 弘 治 君             建設局技監    溜 水 義 久 君             広報部長     大 木   勲 君             企画部長     竹 下 昭 治 君             総務部長     本 田 行 夫 君             財政部長     成 田 知 示 君             税務部長     林 田 農夫雄 君             市民部長     鷹 木 虔 一 君             福祉部長     田 上 一 太 君             保健衛生部長   浅 川 英 昭 君             医療センター事務局長                      戸 川 謹 一 君             環境部長     大 野 菊次郎 君             経済部長     大 石 喜美夫 君             市場部長     村 上 昭 三 君             計画管理室長   高 橋   博 君             都市部長     平 井 隆 二 君             土木部長     真 田   勉 君             下水道部長    松 沢   勇 君             建築部長     渡 辺 茂 之 君             消防局長     柳 原 義 明 君             消防局次長    長谷川 伸 一 君            教育長       伊 藤 秀 三 君             管理部長     中 村   保 君             学校教育部長   足 木 茂 和 君             社会教育部長   川 城   隆 君             選挙管理委員会事務局長                      西 塚 正 太 君             農業委員会事務局長高 橋 奎 吾 君            代表監査委員    石 井 速 雄 君            監査委員事務局長  大 崎   弘 君       ─────────────────   ▽議会事務局出席職員            事務局長      須 田 精 次             議事課長     伊 藤 照 雄             議事課長補佐兼委員会係長                      堀 内 清 彦             議事係長     幸 田 郁 夫             庶務課長     斉 藤   進             庶務課長補佐   大 橋 武 彦             調査係長     小 倉 俊 夫             主任主事     素 保 憲 生             主任主事     寺 村 登志子              主事      太 田   勲              主事補     岡   和 彦       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜   地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。             船橋市議会議長  大 沢 元 吉             船橋市議会副議長 松 永 勝 進             船橋市議会議員  田 中 恒 春             船橋市議会議員  佐 川 隆 雄...